日本ドラマ-明日の約束-あらすじ-1話~最終回まで
明日の約束のキャストと相関図も動画も紹介でネタバレ!!
2017年の秋ドラマとして期待の高い明日の約束!
フジテレビで放送予定の明日の約束をネタバレ!
☆ 明日の約束 概要 ☆
誰よりも人の心に寄り添うスクールカウンセラーが突如発生したこの世でいちばん謎が残る死の原因を究明するヒューマンミステリー。
次から次へと立ちはだかる難題の数々、そして人の心の闇に対峙する!
このストーリーは単なる“犯人探し”ではありません。
視聴者にも色々な問いかけをしていきます。
実は、もしかしたら誰にでも明日、起きるかもしれない身近な話だからです。
日向はとっても前向きで、家族などの人間関係に悩む生徒に対しては「第三者として」冷静にアドバイスをします。
しかし、“毒親”ともいえる自分の母親には、毅然(きぜん)とした態度を取りきれないという矛盾を抱えています。
生徒の死の謎が解明されていくミステリーを楽しんで頂きながら、複雑な親子関係の身に染みるような話にご期待下さい。
高校のスクールカウンセラーが、ある生徒の死の謎を究明する中で、いじめ、毒親、非行などの難題と人の心の闇に対峙しながらも、生きる意味や親子のかたちを探っていくヒューマン・ミステリー。
井上真央が、主人公のスクールカウンセラー・藍沢日向役でNHK大河ドラマ「花燃ゆ」以来約2年ぶりの連続ドラマ主演を務め、仲間由紀恵、及川光博、工藤阿須加らが共演者として名を連ねる。
脚本を担当するのは、「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「任侠ヘルパー」の古家和尚、演出は「謎解きはディナーのあとで」「ゴーストライター」の土方政人と、「アンフェア」(全て同系)の小林義則が担当する。
☆ 明日の約束 あらすじ ☆
日々、業務に熱心にまい進する日向はある日、気にかけていた不登校の男子生徒から「ヒナタ先生のことが好きです…」と告白されます。
しかし、その翌日、彼は不可解な死を遂げてしまいます。
はたして、誰が彼を死なせたのか…。
彼がいなくなった世界では、“犯人探し”が始まります。
すると、彼が抱えていた“闇”が次から次へと明らかになり、原因究明に動く日向の前に立ちはだかります。
学校での陰湿ないじめ、日向の母親と同じ“毒親”による息子への過干渉、不穏な交友関係…。
また、日向自身の周辺…男子生徒の母親からの言いがかり、自らの“毒親”からの抑圧、恋人との心が引き裂かれそうなトラブル、心から離れない男子生徒からの「告白」の記憶といった難題も、彼女を次第に追い込んでいきます。
しかし、日向は、持ち前の前向きな性格を武器に、あらゆる問題に向き合って行きます。
その先に日向が見つけた「生きる上で大切なこと」とは?果たして、そこから日向が導き出した「親子のカタチ」とは?
☆ 明日の約束-登場人物とキャスト&相関図 ☆
藍沢日向:井上真央
椿が丘高校に勤務するスクールカウンセラー。
勤勉で前向きな性格。
感情の起伏が激しくヒステリックな“毒親”である母親に育てられた過去から、スクールカウンセラーを志した。
その生い立ちのせいで、自分に自信が持てず、他人の顔色をうかがってしまう傾向があった。
恋人の和彦とは、3年間交際している。
吉岡圭吾:遠藤健慎
不登校の吉岡真紀子の息子
ある日、謎の死を・・・
吉岡真紀子:仲間由紀恵
謎の死を遂げた1年B組の生徒・圭吾の母親。
地元の名士の家に生まれ育ったが、夫との結婚生活に不満があり、一人息子の圭吾を溺愛する。
息子・圭吾を愛しすぎるが故に異常なプレッシャーを与え続けてきた“毒親”で、不登校の圭吾のために家庭訪問に来て様子を伺う日向に対して、強烈な不信感を抱く。
霧島直樹:及川光博
椿が丘高校1年B組担任の数学教師。
実直な姿勢で生徒や保護者からの信頼が厚い。
日向の最大の理解者にもなり、圭吾の死の真相究明に向けて“相棒”的存在に。
本庄和彦:工藤阿須加
日向の恋人。
穏やかな性格で、日向を支える。
ブライダル会社勤務。
11年前に事故死した兄は、生前家庭内暴力で家族を悩ませていたが、両親が兄を愛していたことに納得がいかない。
白井香澄:佐久間由衣
圭吾の幼なじみ
圭吾が通う高校を2年前に中退。
現在はダンスサークルに所属しながら、スーパーマーケットでアルバイトをしている。
中退後も、圭吾とは連絡を取り合っていて、誰も知らない彼の秘密も知っている。
圭吾の死の原因をも知るかもしれない、物語の鍵を握る人物。
北見雄二郎:白洲迅
2年A組担任
藍沢日向の味方的な存在
明日の約束-あらすじ-1話~最終回まで
明日の約束-あらすじ-1話
藍沢日向(井上真央)は、親や教師とは違う立場から、悩みを抱える生徒の心のケアに力を尽くす、高校のスクールカウンセラー。
付き合って3年になるブライダル会社勤務の恋人・本庄和彦(工藤阿須加)からは家にあいさつに行きたいと言われているが、実は、母の尚子(手塚理美)はいわゆる“毒親”で、日向は幼い頃から過干渉な尚子とのいびつな関係に悩んでいた。ある日、不登校が続く1年生の吉岡圭吾(遠藤健慎)のことが気になる日向は、クラス担任の霧島直樹(及川光博)と家庭訪問をすることに。
母・真紀子(仲間由紀恵)とともに2人を出迎えた圭吾は一見元気そうだったが、日向には自分たちの前で決して笑顔をくずさない圭吾の様子が気にかかる。
やがて真紀子は一枚の診断書を取り出し、イジメが原因で圭吾が“軽いうつ”を患っていると、イジメに気付かなかった学校側の対応を非難。
しかし日向は、原因は学校だけでなく、真紀子にもあるのではないかと疑う。そんななか、2年生のバスケ部マネージャー・増田希美香(山口まゆ)が万引き騒ぎを起こした。
同居する母の麗美(青山倫子)は離婚後に次々と恋人をつくり、希美香の誕生日当日も男と遊んでいたため、その邪魔をしようとしたらしい。
希美香の寂しさに気付いた日向は、「思っていることを吐き出してみたら?」とアドバイスするが、その日の放課後、日向の元に「お母さん、殺しちゃった」と希美香から電話がかかってきて――。一方、圭吾のイジメについて早速、クラスメイトや所属するバスケ部の顧問に聞き取り調査を行っていた霧島。
顧問は、部活内に問題はなかったと主張するが、それでも日向は部員に話を聞きたいと食い下がる。
そこへ真紀子から、圭吾が家出したと連絡が入り……。
明日の約束-あらすじ-2話
不登校が続いていた1年生の圭吾(遠藤健慎)が突然の死を遂げた。
スクールカウンセラーの日向(井上真央)と担任の霧島(及川光博)が、家庭訪問した矢先の出来事だった。
学校は対応に追われ、うわさを聞きつけた生徒の間にも動揺が広がる。一方、日向は「先生のこと、好きになりました」という圭吾の言葉の真意が分からない。
そんななか、圭吾と同じクラスの那美(井頭愛海)から、圭吾がクラスでトラブルを抱えていたことを教えられ、早速そのことを霧島に報告する日向。
しかし霧島は、クラスのアンケート調査で問題を告発する生徒がほかにいなかったことから、那美の告白を素直に受け入れようとしない。さらに圭吾の通夜では、不可解な死の原因が学校でのトラブルだと主張する遺族が学校関係者の弔問をかたくなに拒否。
それでも何とか焼香をさせてほしいと頼む霧島に、圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)は――。日向が帰宅すると、家には学校での一件を心配して訪ねてきた恋人・本庄(工藤阿須加)の姿が。
娘の恋人の存在を初めて知り、人柄も気に入った尚子(手塚理美)は終始上機嫌だったが、本庄が帰った途端に態度が豹変(ひょうへん)する。
明日の約束-あらすじ-3話
スクールカウンセラーの日向(井上真央)は、ある日、不登校が続く1年生の圭吾(遠藤健慎)から「好きになりました」と告白されるが、翌日、圭吾は遺書も残さず不可解な死を遂げてしまう。
息子の死は学校の責任だとする母・真紀子(仲間由紀恵)の主張に対し、校長の轟木(羽場裕一)は記者会見を開いて対応は適切だったと説明。
しかし、マスコミや世間の“犯人探し”は勢いを増し、学校は非難をあびる。一方、日向は家でも過干渉の母・尚子(手塚理美)に悩まされていた。
幼い頃から自分を縛りつけてきた母が、ついに恋人である本庄(工藤阿須加)の存在を知ってしまったのだ。
これから始まる母の新たな“支配”に、日向の心は重くなるばかりで……。そんななか、テレビで真紀子のインタビューが放送され、内部で圭吾に対するイジメや暴力があったのではないかと、バスケ部に疑惑の目が向けられる。
顧問の辻(神尾佑)は報道の内容を否定するが、日向はマネージャーの希美香(山口まゆ)の話から、圭吾と一部の部員の間で何かトラブルがあったのではないかと考え、担任の霧島(及川光博)とともに、部員に聞き取り調査を行うことにする。
その日の放課後、本庄から「急用ができた」と約束をキャンセルされた日向は、帰り道で待っていた香澄(佐久間由衣)にネットで拡散しているという書き込みを見せられる。
そこには、辻がかつて体罰で生徒に大ケガを負わせた、などと書かれていた――!
その頃、尚子は日向の恋人の本庄と接触しようとしていた…。
明日の約束-あらすじ-4話
不登校が続いていた1年生の圭吾(遠藤健慎)が謎の死を遂げ、息子を溺愛する母の真紀子(仲間由紀恵)は学校でのトラブルが原因だと主張。
それにより、マスコミや世間は圭吾の死をイジメによる自殺だと一方的に決めつけ、学校を糾弾する。
スクールカウンセラーの日向(井上真央)は、そんな悪意に満ちた連日の報道に恐怖を覚え、恋人の本庄(工藤阿須加)に救いを求める。しかし、ひょんなことから本庄が隠れて母の尚子(手塚理美)と会ったことを知ってしまい、ついに「あの人は最低の母親だから、もう会ってほしくない」と本音を吐露。
幼い頃から母の言葉に支配され、尚子に縛られ生きてきたことを打ち明ける。
するとそこへ、圭吾が所属していたバスケ部の顧問・辻(神尾佑)が、夜道で何者かに襲われたと霧島(及川光博)から連絡が入る。辻は過去に生徒に体罰を与えたことがあり、その影響で圭吾の一件も部内の暴力が原因ではないかと疑われ、その責任をとって辞表を提出したばかりだった。
はたして通り魔の仕業なのか、それとも何者かによる、体罰への報復なのか――謎が深まるなか、今度は“バスケ部キャプテンの校内暴力”と題した大翔(金子大地)の動画が流出して……。そんななか、日向は尚子から、本庄と勝手に会ったことを謝罪される。
2人のことが心配だったと必死で弁解する尚子だったが、日向は表情ひとつ変えない。
すると突然、尚子は感情をむき出しにして怒り出し、心ない言葉で日向を責め立てる。その頃、一向に謝罪する様子を見せない学校側に業を煮やした真紀子は、「鎌倉からイジメを根絶する会」に相談を持ちかけるなど、大きく動き出す――。
明日の約束-あらすじ-5話
1年生のバスケ部員・圭吾(遠藤健慎)の謎の死を、マスコミはイジメによる自殺だと報道し、バスケ部キャプテンの大翔(金子大地)は加害者として世間から誹謗(ひぼう)中傷されることに。
そんななか、圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)は弁護士を伴い学校へやって来て抗議する。
さらに大翔の喫煙を暴露し、教師たちは強いリーダーシップでチームを率いていた大翔の裏の顔に、思わず絶句する。喫煙の件で大翔本人に話を聞いた日向(井上真央)は、圭吾が「たばこのことをバラされたくなかったら自分をベンチ入りさせてほしい」と大翔を脅していたことを知る。
『僕は、先輩のせいで死にます』――圭吾から最後に送られてきたメッセージに苦しむ大翔を何とか救いたい日向は、そもそも脅迫自体が圭吾の意思ではなかったのではないかと疑念を抱く。
そして、中学から同じバスケ部だった勝(渡邉剣)に話を聞くと、圭吾が中学のときにクラスで嫌われていた理由が明らかに。その頃、日向の恋人・本庄(工藤阿須加)は、結婚したい意向を実家の両親に伝える。
対する日向の脳裏には、母・尚子(手塚理美)の怒鳴る姿が浮かぶ…。一方、真紀子は弁護士の力を借りて記者会見を開いて問題を世間に訴えることを決め、事態は収まるどころか、さらなる波紋を呼びそうで…。
そして学校では、大翔の暴行疑惑を伝える動画を流出させた犯人探しが始まり、混乱が広がる。
明日の約束-あらすじ-6話
1年生のバスケ部員・圭吾(遠藤健慎)が不登校の末に謎の死を遂げた。
日向(井上真央)がスクールカウンセラーを務める椿が丘高校は、イジメによる自殺だと連日マスコミから激しいバッシングを浴び、さらに圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)がバスケ部内の暴力を告発したことで、騒ぎは日に日に大きくなっていく。そんななか、亡くなった圭吾がたばこを吸っていた先輩部員の大翔(金子大地)を脅迫していたことを知った日向。
温和な性格の圭吾がなぜ――日向は脅迫が本人の意思ではなく、真紀子の指示だったのではないかと疑うが、圭吾の担任の霧島(及川光博)は、事態を穏便に収めるため、憶測で騒ぎ立てないよう日向にくぎを刺す。
ところがその矢先、真紀子が「一度、2人きりで話がしたかった」と、突然日向の前に現れる。
真紀子は、不登校を理由にたびたび圭吾に接触していた日向にも死の原因があると怒りを露わにし、訴訟の準備を進めていると告げるのだった。その頃、学校では大翔が何者かに襲われ重傷を負っていた。
バスケ部顧問の辻(神尾佑)に続き、またも起きた悲劇――。
変わり果てた大翔を最初に発見した希美香(山口まゆ)は、現場から逃げていく犯人らしき人物を見たと話し、その証言を聞いた日向の脳裏には、ある人物の顔が浮かぶ。一方、日向は恋人・本庄(工藤阿須加)から、プロポーズを受けたものの、そこで脳裏をよぎったのは母・尚子(手塚理美)の表情。
間もなくして、日向は意を決して尚子に結婚話を告げることに…。
ここから娘と母との関係に変化の兆しが見えてくる。
明日の約束-あらすじ-7話
不登校が続いていた1年生のバスケ部員・圭吾(遠藤健慎)が謎の死を遂げた。
以来、学校とバスケ部にはイジメによる自殺ではないかと非難の声が殺到。
圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)も敵意をあらわにし、学校や担任教師の霧島(及川光博)、スクールカウンセラーの日向(井上真央)相手に訴訟を起こすと宣戦布告する。そんななか、バスケ部顧問の辻(神尾佑)とキャプテンの大翔(金子大地)が立て続けに襲われた。
犯人らしき人物を見たという話を生徒から聞いた日向は、犯人が圭吾の幼なじみで、2年前に学校を辞めた香澄(佐久間由衣)だと気付く。
実は退学後、香澄は自分をいじめた人間に復讐をしようと考えていたが、計画を知った圭吾が代わりに実行してくれたのだという。
だから今度は、自分が圭吾に代わって復讐を――。
日向は罪を認めた香澄を説得するが、香澄は「まだやることがある」と言い残して行方をくらませてしまう。数日後、香澄のことを知った記者の小嶋(青柳翔)が日向の前に姿を現す。
小嶋は、香澄が最後に真紀子を狙うのではないかとにらんでいた。
それもそのはず、ネット上には真紀子が毒親であることや、そのせいで圭吾が自殺したと悪評の数々が書き込まれていたのだ。
当然、それらの中傷は本人の目にもとまり、怒りを覚えた真紀子は早速弁護士に相談する。一方、結婚のあいさつをするため本庄(工藤阿須加)の実家を訪ねた日向は、そこで初めて本庄に兄がいて、11年前に事故で亡くなったことを知る。
さらに、結婚を機に毒親である母・尚子(手塚理美)と自分の関係をなんとか修復させようと意気込む本庄に、うまく本心を伝えられない日向。
家では、尚子が何度か会ううちに本庄のアラが見えてきたと言い出し、「ああいうタイプには気をつけた方がいい」と苦言を呈して…。
明日の約束-あらすじ-8話
1年生のバスケ部員・圭吾(遠藤健慎)が謎の死を遂げた。
世間が部内のいじめによる自殺だと騒ぎ立てる中、まるで圭吾の復讐をするかのように、バスケ部の関係者が何者かに襲われる。
圭吾はかつて、幼なじみの香澄(佐久間由衣)をいじめていた人間を仕返しのために襲っていて、バスケ部への襲撃事件は、恩を感じていた香澄による復讐だった。
その香澄はさらに1人の襲撃を予告して姿をくらませた。本庄(工藤阿須加)と婚約した日向(井上真央)は、両家の顔合わせに向かう途中、圭吾の妹・英美里(竹内愛紗)が援助交際をしている現場に遭遇。
その結果、顔合わせに間に合わず、尚子(手塚理美)から「恥をかかされた」と物凄い剣幕で怒鳴られる。
さらに、そんな母親の愚痴をもらす日向に本庄の態度が豹変。
怒りをあらわにし、「親を悪く言うな」と日向に手をあげる。逃げるように本庄の元を去った日向は、家にも帰れず、偶然通りかかった霧島(及川光博)と学校へ。
するとそこへ、警察に追われている香澄から「学校にいる」と連絡が入る。
2人は慌てて辺りを探し回るが、香澄の姿はどこにも見当たらない。
その隙に、香澄は霧島の鞄からあるものを盗み出していた――。翌日、恋人からの暴力にショックを引きずる日向の自宅を、本庄が訪ねて来て、尚子にもその事実が知られることに…。
同じ頃、ジャーナリストの小嶋(青柳翔)の元には「吉岡圭吾が死んだ理由、教えます」と電話がかかってきて……。一方、日向は、圭吾が自分と同じく、親の支配下で息苦しさを感じながら生きていたのではないかと考えていた。
実際、ネット上では真紀子(仲間由紀恵)の“毒親”ぶりが次々に明かされ、誹謗中傷の的に。
世論も一転し、真紀子が糾弾されていく…。
明日の約束-あらすじ-9話
高校1年生のバスケ部員・圭吾(遠藤健慎)が謎の死を遂げた。
自殺の原因とうわさされたバスケ部の関係者が立て続けに襲われ、犯人は圭吾の幼なじみの香澄(佐久間由衣)だと分かる。
圭吾を死に追いやった人物への復讐(ふくしゅう)のためだった。
香澄が「あと一人…」と言うターゲットは圭吾の担任教師・霧島(及川光博)。香澄は霧島を陥れるべく、ノートPCを盗み出し、日向(井上真央)に託す。
中身を見た日向は、霧島が圭吾の死に大きく関わっていることを知りがくぜん。
教師として、生徒を守るべき立場の霧島がとった驚きの行動について、その真意を問いただす。一方で、恋人の本庄(工藤阿須加)から暴力を振るわれた日向は、そのせいで結婚に対して後ろ向きになる。
「あの人のようになることが怖い」――長年、母・尚子(手塚理美)に支配されてきた日向は、まだ結婚して母親になる覚悟ができていないと分かったのだ。
尚子もまた、娘に暴力を振るった本庄を決して許そうとはせず、早速、日向に見合い話を持ってくる。
しかし日向は、毅然(きぜん)とした態度で「私はお母さんの所有物じゃない」と自分の気持ちを伝え、本庄との今後についても、ある結論を出す。吉岡家では、圭吾の妹の英美里(竹内愛紗)が、母・真紀子(仲間由紀恵)が息子の部屋を盗聴していた証拠をマスコミに流していた。
すぐさま、テレビやネットで真紀子の異様な行動が報じられ、一時は真紀子に同情的だったマスコミも、一転して真紀子を糾弾。
圭吾を死に追いやったのは、精神的虐待を続けてきた“毒親”にほかならないと、非難する。
最愛の息子を失い、自らの愛情を否定され、そのうえ家族にも見放された真紀子は…。
明日の約束-あらすじ-10話(最終回)
学校でのいじめ、母・真紀子(仲間由紀恵)による精神的虐待……ちまたでさまざまな憶測が飛び交った、圭吾(遠藤健慎)の自殺。
しかし結局、真相は誰にも分からず、クラスメイトや教師、残された家族は日常を取り戻せずにいた。日向(井上真央)も、スクールカウンセラーとしてそんな人々の心をケアする一方で、死の前日に圭吾から告白されたことがずっと胸に引っ掛かっていた。
「あれは、彼なりのSOSだったのかもしれない。答えが違っていれば何かが変わっていたのかも」――圭吾を苦しみから救えなかったことを悔やんでいた日向だったが、前に進むためにも、自分にケジメをつけようと決める。そして、圭吾がクラスで孤立する原因を作った霧島(及川光博)の行為を学校に報告し、さらにこれまで学校や日向を敵視し続けてきた真紀子にもすべてを話そうと自宅を訪ねる。
するとそこには亡き息子の気持ちが分からないと絶望する真紀子の姿があった。
圭吾と真紀子に、自分と母・尚子(手塚理美)の関係を重ね合わせた日向は、自分も幼いころから親の愛情に苦しんできたと告白。
そして、「高校生の時、母にいなくなってほしいと思った」と、尚子との関係を話し始める。
はたして、長年にわたり“毒親”に支配されてきた日向の告白は、真紀子の心にどう届くのか?さらに日向は学校で、「私がこの出来事の中で、いま一番許せないと思っている人がいます」と切り出し、ざわめきが生徒や教師たちの間に広がる。
そして尚子とのいびつな親子関係に対し、最後にある決断を下す――。