日本ドラマ-黒革の手帖-あらすじ-1話~最終回まで
黒革の手帖のキャストと相関図も動画も紹介でネタバレ!!
2017年の夏ドラマとして期待の高い黒革の手帖!
テレビ朝日で放送中の黒革の手帖をネタバレ!
☆ 黒革の手帖 概要 ☆
「武井咲、銀座の女王になる」
松本清張 没後25年となる2017年――
「清張史上最強」と言われるあの“悪女”が甦る!
これまで何度も映像化され、多くの反響・共感を得てきた『黒革の手帖』。
いつの時代にも色褪せない不朽の名作が、この夏、超豪華俳優陣とともに甦ります。
愛と欲望が渦巻く街・銀座――。
派遣社員として勤めていた銀行から1億8千万円もの大金を横領した原口元子は、その金と借名口座のリストが記された『黒革の手帖』を盾に、銀座に自身のクラブ『カルネ』をオープンさせます。
後ろ盾も何もなく、みずからの野望のためだけに突き進み、若きママとして夜の世界を生き抜いていく元子。
そんな彼女を取り巻く、魑魅魍魎の“悪人”たち。
それぞれの思惑と欲望が交錯する中、元子の孤高の戦いが始まっていく…。
武井咲を主演に迎え、江口洋介、仲里依紗、滝藤賢一、高嶋政伸、真矢ミキ、奥田瑛二、伊東四朗といった個性豊かでアクの強い共演陣で彩る松本清張ワールド、いよいよ開幕です!
黒革の手帖 あらすじ
東林銀行の真面目な派遣社員・原口元子(武井咲)は、親が背負った借金返済のため、銀座のクラブ「燭台」でホステスとしても働いている。
やがて、借金を完済した元子はある計画を実行。
勤めていた銀行から1億8千万円を横領し、その金と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を盾に、銀座の一等地に自身のクラブ「カルネ」をオープンさせる。
銀座のママになってからも、「お勉強させていただきます」を決めゼリフに、腰が低く、身持ちの固い勉強熱心なママとして上客をつかみ、夜の世界でさらにのし上がっていく。
☆ 黒革の手帖-登場人物とキャスト&相関図 ☆
原口元子:武井 咲
父の死後に母が背負った借金を相続。
東林銀行世田谷北支店で派遣社員として真面目に働いているが、莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者たちと自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感する日々。
借金返済のため、銀座のクラブ『燭台』でホステスとしても働いている。
ふたつの派遣業務をこなしながら、ついに親の借金を完済。
そんな折、銀行でのある事件が発生し、それを契機に、これまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決意。
そして銀座の一等地にクラブ『カルネ』をオープンさせる。
安島富夫:江口洋介
衆議院議員秘書。
政治家になるという夢を実現させるため、国有地払い下げの窓口、進学・就職の斡旋、愛人との密会の手配、スキャンダルのもみ消しなどの“汚れ仕事”にも懸命に奔走し、現在の立場を築いた。
女は利用するもの、と割り切っていたが元子との出会いでその価値観が崩れ始める。
山田波子:仲里依紗
元子とともに東林銀行世田谷北支店で派遣社員として勤務。
派遣の仕事を失い、元子に誘われホステスになると、男を手玉に取って儲ける術を覚え、豹変。
一気に人気ホステスへと成長し、やがて元子のライバルとなっていく。
橋田常雄:高嶋政伸
大手予備校『上星ゼミナール』の理事長。
子息を医者にしたい親と大学病院の間で暗躍し、裏口入学で得た巨額の利益を借名口座に預金している。
岩村叡子:真矢ミキ
元子が最初に夜の世界に足を踏み入れ、働いたクラブ『燭台』のママ。
銀座のルールとモラルを守る古き良き昭和のホステス。
楢林謙治:奥田瑛二
楢林クリニック院長。
コツコツ勉強して医者になり、コツコツ裏金を貯めて成り上がった。
小さな皮膚科から市子と二人三脚で病院を大きくし、念願の新病院建設まであと一歩というところで転落が始まる。
中岡市子:高畑淳子
楢林クリニックの看護師長で院長である楢林の愛人。
クリニックがまだ下町のイチ皮膚科だったときから楢林を支え、今の地位まで押し上げた影の立役者。
院長を愛し、病院を愛し、ひたすら尽くしてきたが、ある時思いもかけぬ裏切りに遭い…?
長谷川庄治:伊東四朗
政財界のフィクサー。
安島の父親代わりの後援者。
楢林の新病院建設予定地の口利き役でもある。
村井 亨:滝藤賢一
元子が働く東林銀行世田谷北支店の次長。
牧野:和田正人
元子が通う銀座の美容室の“オネエ”店長。
島崎すみ江:内藤理沙
料亭『梅村』の仲居。のちにホステスになる。
黒革の手帖-あらすじ-1話~最終回まで
黒革の手帖-あらすじ-1話
東林銀行世田谷北支店で派遣社員として働く原口元子(武井咲)。
莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者、そしてコネで入行してきた大口取引先の娘と自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感していた。そんな日々を送りながら、昼は派遣社員、夜は銀座のクラブ『燭台』でホステスとして働く元子。
すべては母親が遺した借金を返済するためだった。
容姿もよく、夜の世界の住人にしては純粋な雰囲気の元子は、ほどなくして上客である楢林クリニックの院長・楢林謙治(奥田瑛二)の目に止まる。ある日、『燭台』のママ・叡子(真矢ミキ)に連れられ、楢林とのゴルフに出かけた元子は、そこで大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸)と衆議院議員秘書の安島富夫(江口洋介)と出会う。
まさかこの出会いが、この後の人生を大きく変えることになるとは、知る由もない一同だったが…?そんな折、東林銀行で、ある事件が発生する。
それを契機に元子はこれまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決意して…?
黒革の手帖-あらすじ-2話
東林銀行から横領した1億8千万円と借名口座のリストを記した“黒革の手帖”を元に、銀座にクラブ『カルネ』をオープンさせた原口元子(武井咲)。
若き銀座のママとして新たな道を歩み始めた元子はある日、銀座の街で元同僚の山田波子(仲里依紗)と再会する。
元カレのために使ったカードの支払いのために必死に働く波子に、元子は「なにかあったら電話して」と名刺を渡すのだった。『カルネ』開店から1カ月が経とうとする頃、元子を訪ねて、安島富夫(江口洋介)が店にやってくる。
お世話になった大臣と、その妻のために次の選挙への出馬は見送る、と話す安島に、元子は「戦うべきだと思う」と進言。
元子の言葉に力づけられる安島だったが…?ほどなくして、波子が元子の店で働くことに。
入店早々、楢林謙治(奥田瑛二)に見初められるが、次第に親密になっていくふたりに元子は一抹の不安を感じる。
さらに波子は、ほかのホステスの客に手を出したという話が広まり『カルネ』の中で孤立。
「あんな女とは一緒に働けない」とホステスたちが次々と辞めてしまう!やがて元子の不安が的中。
なんと波子が思いもよらぬ行動に出る!
『銀座の掟』を無視するかのような行動を繰り返す波子に制裁を加えるため、元子は波子、楢林、そして楢林クリニックの看護師長・中岡市子(高畑淳子)にある仕掛けを…。
黒革の手帖-あらすじ-3話
原口元子(武井咲)が巡らせた策により、山田波子(仲里依紗)の新店オープンの話が頓挫。
楢林謙治(奥田瑛二)から「文句があるなら『カルネ』のママに言え!」と言われた波子は、「楢林先生に何をしたの!?」と元子に詰め寄る。
しかし、元子はそんな波子を軽くいなし、ボーイを使って店から追い出してしまう。
「銀座で商売できないように潰してやる…」と怒りを露わにする波子は、元子が東林銀行で何をしたのか、当時の次長・村井亨(滝藤賢一)から聞き出そうと…?そんな中、『カルネ』に上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸)が来店。
橋田は元子に「ふたりきりで旅行に行こう」と提案するが、なかなか首を縦に振ってもらえず、元子に男がいるのではないかと嫉妬心を募らせていく。一方、元子は楢林クリニックを辞めた中岡市子(高畑淳子)に、銀座にエステサロンを出店させようと焚き付ける。
自分の人生を親身になって考えてくれる元子に心を許し始める市子だったが…?ある日、『カルネ』に村井がやってくる。
元子の横領事件をきっかけに大きく人生が変わってしまった村井は、元子を逆恨みしていた!
黒革の手帖-あらすじ-4話
銀座のクラブの最高峰である『ルダン』が売りに出されると耳にした原口元子(武井咲)。
売り値は3億とも言われるその店舗を是非とも手に入れたいと考える元子は、黒革の手帖を捲りながら次なる一手に思いを巡らせる。そんな中、元子は上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸)から一泊二日の温泉旅行に誘われる。
安島富夫(江口洋介)と元子の仲を疑う橋田は、『カルネ』に居合わせた安島を牽制するように旅行の話を。
元子が返答に窮していると、長谷川庄治(伊東四朗)が来店する。
長谷川の来店を知った橋田は大慌て。
実は橋田は長谷川から、あまり気乗りしない案件を持ちかけられていたのだ。後日、橋田とともに料亭『梅村』を訪れた元子は、そこで安島と婚約者の堂林京子(江口のりこ)と鉢合わせする。
安島を気にする元子の様子に嫉妬心を掻き立てられた橋田は、元子を無理矢理自分のものにしようと…!?数日後、『梅村』の仲居、島崎すみ江(内藤理沙)が『カルネ』で働きたい、とやってくる。
一方、橋田から大金を奪い、その金で『ルダン』を買い取ろうと考えていた元子は、ある計画を実行に移す!
黒革の手帖-あらすじ-5話
新しくホステスになった島崎すみ江(内藤理沙)を使い、上星ゼミナール理事長・橋田常雄(高嶋政伸)の裏口入学斡旋者リストを手に入れた原口元子(武井咲)。
次は橋田が買おうとしている料亭『梅村』を奪い、それを2億円で転売して、銀座の老舗クラブ『ルダン』を手に入れようと考える。
その矢先、『ルダン』を所持している人物が政財界のフィクサー・長谷川庄治(伊東四朗)だとわかり、元子はいよいよ計画を実行に移す決意を…。一方、亡き国土交通大臣・若槻の妻・貴子の対抗馬として同じ選挙区から出馬しようとしていた安島富夫(江口洋介)だったが、若槻夫妻に思いがけぬスキャンダルが発覚!期せずして党の公認候補として選挙戦に臨むことになる。
貴子から「裏切り者!」と罵られた安島は思わぬ行動に出る!
そしてついに元子は橋田と対決するため、黒革の手帖を携えて、上星ゼミナールへと乗り込んでいく…。
黒革の手帖-あらすじ-6話
ついに長谷川庄治(伊東四朗)から銀座の最高峰クラブ『ルダン』を買い取る準備を整えた原口元子(武井咲)は、手付金の5千万円を現金で支払い、売買契約書を交わす。
長谷川との商談を終え自宅に戻った元子のもとに中岡市子(高畑淳子)が現れ、楢林謙治(奥田瑛二)から奪った5千万円を返すよう迫る。「何の話だかさっぱり」ととぼける元子に「あなたが破滅する前にまた来ます」と言い残し、立ち去る市子。
黒革の手帖を眺め、「私は破滅などしない」と自分に言い聞かせる元子だったが、そんな自信を打ち砕くかのように驚愕の事実がもたらされる!橋田常雄(高嶋政伸)から奪ったはずの料亭『梅村』が…。
クラブ『カルネ』に失脚したはずの村井亨(滝藤賢一)が現れ…。
さらに追い打ちをかけるように、元子の自宅に何者かが侵入してきて…!?これまで、すべてが順調に進んできていた元子の頭上に初めて立ちこめる暗雲…。
果たして元子を待ち受ける運命とは…?
黒革の手帖-あらすじ-7話
長谷川庄治(伊東四朗)と約束した期日に契約金の残金を支払えなかったことで、『ルダン』を手に入れることはおろか、『カルネ』までも差し押さえられてしまった原口元子(武井咲)。
長谷川は『カルネ』の新しい支配人として村井亨(滝藤賢一)を、そして新しいママとして山田波子(仲里依紗)を送り込み、いつのまにか黒革の手帖も奪われてしまった元子は文字通り、すべてを失ってしまう。困った元子は『燭台』のママ・岩村叡子(真矢ミキ)を訪ね、相談に乗ってもらおうとするが、元子がしでかしたことを既に知っていた叡子は「ルールを破った女に居場所はない。あなたの出番はもう終わったの」と冷たく言い放つ。
叡子にまで見放された元子は途方に暮れ…?刻一刻と迫る『カルネ』の立ち退き期限。
どうにか事態を打開したい元子は、安島富夫(江口洋介)を頼り、弁護士を紹介してもらう。
契約の無効を訴える裁判への協力を承諾してくれたものの…!?そんな中、元子の身に思いもかけない出来事が! 絶体絶命に追い込まれた元子が選択する道は…?
黒革の手帖-あらすじ-最終話
安島富夫(江口洋介)から渡された封筒を手に、もう一度長谷川庄治(伊東四朗)に会う約束を取り付けた原口元子(武井咲)。
何度どん底に突き落とされても諦めず『カルネ』の権利を返すよう迫る元子に、長谷川は「ゆとり世代は何を考えているのかわからんと聞いていたが、君の度胸には感服だ」と、ついに要求を受け入れる。
観念した長谷川が覚書にサインをしたそのとき、思いがけない事態が起こり…!?混乱の中、とうとう『カルネ』を取り戻した元子は、その足で銀座へ。
ママとして店に居座っていた山田波子(仲里依紗)に「さっさと出ていきなさい」と言い渡す。
直前に支配人の村井亨(滝藤賢一)と衝突していた波子は元子に再び敵対心を露わにする。一方その頃、楢林謙治(奥田瑛二)と中岡市子(高畑淳子)のもとに国税局査察部が。
脱税の疑いで『楢林クリニック』に強制捜査が入ったことで、市子はその事実に取り乱す!さらに元子は橋田常雄(高嶋政伸)や岩村叡子(真矢ミキ)にも連絡をとり、ママとして再出発することを報告。
すると橋田から衝撃的な事実を明かされる!こうして銀座に舞い戻った元子。
これまで通りの日々が続いていくかのように見えたある日…?