日本ドラマ-モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-あらすじ-1話~最終回まで
モンテ・クリスト伯のキャストと相関図も紹介!
2018年の春ドラマとして期待の高いモンテ・クリスト伯!
フジテレビで放送予定のモンテ・クリスト伯をネタバレ!
☆ モンテ・クリスト伯 概要 ☆
あの名作が蘇る!
連続ドラマ単独初主演!
ディーン・フジオカさんが
華麗なる“復讐鬼”を狂演!
愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公が、自らを陥れた男たちに復讐し、彼らの人生そして運命の歯車を一人、また一人と狂わせていく復讐劇『モンテ・クリスト伯』を原作とした『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』
日本では『巌窟王(がんくつおう)』としても知られる名作
舞台を現代の日本に移し、ディーン・フジオカ演じる主人公・柴門暖が、無実の罪で投獄された後に別人となって舞い戻り、自分を陥れた男たちに制裁を下していく姿を描く。
暖の婚約者・目黒すみれを山本美月が演じ、暖の復讐のターゲットとなる3人の男性には、関ジャニ∞の大倉忠義、新井浩文、高橋克典がそれぞれ扮する。
脚本は「僕のヤバイ妻」(同系)の黒岩勉が手掛け、演出は「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」「刑事ゆがみ」(共に同系)の西谷弘らが務める。
☆ モンテ・クリスト伯 あらすじ ☆
小さな漁師町。
柴門暖(ディーン・フジオカ)は、恋人の目黒すみれ(山本美月)との結婚が決まり、幸せの絶頂にいた。
ところが、すみれを奪おうとする恋敵・南条幸男(大倉忠義)、暖の出世をねたむ先輩・神楽清(新井浩文)、ある事情を抱え保身に走る警察官・入間公平(高橋克典)らの陰謀によって、異国の監獄に送られてしまう。
無実の罪で15年間もの獄中生活を送っていた暖は、愛するすみれも自分の未来も奪われたが、思わぬ幸運で獄中から逃れることに成功。
巨万の富を手に入れ、別人となって舞い戻り、3人への復讐をくわだてる。
☆ モンテ・クリスト伯-登場人物とキャスト&相関図 ☆
柴門暖:ディーン・フジオカ
水産業者『守尾漁業』船員。
もともと漁師だった父の死後、高校生の時に『浜浦町』に母、恵とともに移住して転校。
そこで先輩の神楽清、後輩の南条幸男、婚約者となる目黒すみれと出会う。
高校卒業後は、恵の知り合いだった地元の水産業者『守尾漁業』に就職し、遠洋漁業で魚を追う日々を送る。
父の影響で幼い頃から船を見てきたことと、両親のためだけに生きてきた辛抱強さ、どんな困難な状況にあっても笑顔でいられる逞しさを併せ持つ暖は、すぐに船員として頭角を現す。
『守尾漁業』の社長・守尾英一朗に見込まれ、船長を支える立場の存在となった。
仕事で腕を上げてきたため、すみれにプロポーズ。
結婚式の日取りも決まり、幸せの絶頂にあったが、遠洋漁業の帰路で激しい嵐に遭難したことがきっかけで稀有な人生を送ることになる。
2015年に主婦層を中心に注目を集めたNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』(2015年)で、東京ドラマアワード助演男優賞、また1年で最も優れた映画・テレビ作品や活躍をした俳優に贈られる第41回エランドール賞では、2017年度の新人賞を獲得するなど人気・実力共に確固たる地位を確立。
柴門 恵:風吹ジュン
夫の死後、愛する暖を女手一つで育てあげてきた芯のある心やさしい母親。
夫と旧知の仲だった守尾漁業の社長・守尾英一朗に頼み込み、暖を雇ってもらうなど、恵にとって唯一の生きる希望である暖を献身的に支える。
目黒すみれ:山本美月
浜浦町出身。
高校2年の時、両親が交通事故で他界したため彼らが経営していた地元の喫茶店『シンドバッド』を引き継ぐ。
その店で暖と知り合った。
包容力があるのに少し天然の暖にすみれはすぐに惹かれ、自分から告白。
ほどなくして二人は交際を始め、結婚を約束する。
しかし、暖が乗る遠洋漁業船が遭難したという情報を受け取って…。
『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(2016年)では、才色兼備な主人公の同期役で連続ドラマ初ヒロインを飾り、『刑事ゆがみ』(2017年)では、声を失った“敏腕ハッカー”という難しい役どころを演じ切る。
南条幸男:大倉忠義(関ジャニ∞)
浜浦町出身。
暖にとって、一番信頼できる親友であり、可愛い後輩。
目黒すみれとは幼い頃から共に育ち、いつしか愛情に変わっていったが、暖が越してきて、やがてすみれが暖に惹かれるようになると、2人を応援する立場に回る。
しかし、その心は嫉妬で埋め尽くされていった。
自らは売れない役者をやっており、愛する女性も出世も手に入れた暖に憎悪にも近い感情を抱くようになり、小さな出来心から、暖を葬るボタンを押してしまう…
神楽清:新井浩文
浜浦町出身。
暖にとって、高校時代からの良き先輩で「カグ兄」と呼ばれ慕われている。
元々、頭脳も体力も秀でており、皆のリーダーであったが、暖がこの町に越してきてからは、その座を譲ってきた。
勤続10年目の優秀な漁師だが、現在は怪我をして漁に出られていない毎日。
そんな中、社内で暖が頭角を現し、高い評価を受けていることに内心焦りを感じ、自分の進む道に邪魔となる暖を失墜させるため、暖への嫉妬を抱える幸男を利用することを思いつく…
映画『百円の恋』(2014年)では、ストイックな肉体改造で挑んだ“超ダメンズ”プロボクサー役で、第39回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を受賞
入間公平:高橋克典
警視庁公安部外事第三課参事官。
将来を期待されるキレ者として知られる。
順風満帆に見える人生だが、ある事件を起こした父親が自分と母親を捨てたことで、苦しい生活を余儀なくされた過去があり、父親への憎悪が自らの立身出世への意欲への理由となっている。
その後、東大在学中に国家公務員試験に通り、優秀なキャリア候補生として警察官人生をスタートさせる。
しかし、20代の頃、ある禁断の関係になった人物とともに大罪を犯してしまった過去があり、心に黒い滲を抱えている。
この度、ある手紙を巡り、暖と出会うことになり、再び自らの中に棲む黒い心と過去と対峙することになり…
入間 貞吉:伊武雅刀
金融ファンド「TIファンドマネジメント」を設立、その後巨大ファンドに成長させたが、1980年代に、ある不正取引の経済事件を起こしたことで、家族を捨て単身海外へ。
やがて復活を果たし日本へ帰国。
アジア地域全体及び南米における資産運用事業も手がけており、世界的にも名が知られる人物。
この度、再びある事件の中心人物となり、それが多くの人々を巻き込むことなるが…
ファリア真海: 田中泯
暖が無実の罪で投獄された際、暖の独房の隣の地下牢に収監されていた人物。
刑務官たちからは精神がむしばまれていると思われているが、実は脱獄を企てており、刑務官たちを油断させる演技をしている。
非常に博識で品性を併せ持っている。
寺角 類:渋川清彦
浜浦町出身。
南条と神楽の先輩。
もともと地元では有名な不良で、高校を卒業後は詐欺まがいのアルバイトで小遣い稼ぎをしながら、怠惰な日々を送っている。
とにかく楽をして金を稼ぐことばかり追い求め、今は暖の実家を狙っていた地元不動産会社の指示を受け、地上げ屋に近い交渉を続けている。
守尾 英一朗:木下ほうか
浜浦町の港を拠点とする『守尾漁業』の社長。
遠洋漁業でマグロとカツオを漁獲しているが、所有する船は一隻のみの家族経営的な小さな会社。
漁船乗組員には外国人労働者も積極的に雇い、現在の船長であるラデル共和国出身のバラジが日本に帰化する際には尽力した。
暖や神楽、そして外国人船員など、社員たちを実の家族のように愛する情に厚い人物。
暖にとっては自分を雇い育ててくれ、どんな時も自分を信じてくれた恩人。
守尾 信一朗:高杉真宙
『守尾漁業』社長・守尾英一朗の一人息子。
明るく素直で聡明で、工場の全員から可愛がられ、まっすぐに育っている。
暖とすみれによく遊び相手になってもらっており、「暖ちゃん」と慕っている。
やがて実直な青年に育ち、病床の父に代わり、会社を建て直そうと奔走している。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-1話~最終回まで
モンテ・クリスト伯-あらすじ-1話
2003年春。
小さな漁師町で漁業を営む柴門暖(ディーン・フジオカ)は同じ町で喫茶店『シンドバッド』を経営する目黒すみれ(山本美月)にプロポーズ。
想いは受け入れられ、2人は結婚式に向けて幸せの絶頂にいた。しかし、その矢先、暖の乗る遠洋漁船『海進丸』が遭難してしまう。
暖の後輩、南条幸男(大倉忠義)は心配して『シンドバッド』へ。
すみれは暖の帰還を信じ、努めて明るく振舞っている。
『海進丸』が所属する守尾漁業でも社長の守尾英一朗(木下ほうか)、船員だが今回の航海には怪我で出られなかった神楽清(新井浩文)たちが憔悴しながらも暖たちの無事を願う。そんな守尾の事務所を漁協の組合長、遠藤勝也(仁科貴)が訪ねて来る。
遠藤はもう2週間にも及ぶ遭難で捜索費がかさんでいることを守尾に告げた。
守尾は船長のバラジ・イスワラン(ベヘナム)が優秀なので、みんな生きて帰ると譲らない。
だが、遠藤はバラジを不安に思っている。
バラジはテロ組織のメンバーではないかと疑われていたからだ。
それでも、守尾は船員たちを信じていた。暖の実家では、母親の恵(風吹ジュン)が地上げ屋の寺角類(渋川清彦)と対峙していた。
と、そこに『海進丸』帰港の連絡が入る。
迎えに来たすみれと港に急ぐ恵。
船員たちが上陸する中、暖も怪我はしたが生還を果たす。
亡くなったのは船長のバラジだけ。
すると、バラジの遺体を調べる男たちが…刑事の入間公平(高橋克典)の姿もあった。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-2話
無実の罪を着せられ異国の地に投獄されてしまった柴門暖(ディーン・フジオカ)。
テロリストとのつながりを白状するよう激しく拷問されるが、暖は身に覚えがあるはずもなく答えようがなかった。
しかし、暖は潔白を証明することも出来ず、そのまま地下の独房に幽閉されてしまう。
与えられるわずかな水と食料で、暖は殺されもせずにただただ孤独と戦う8年の月日が流れる。
だが、暖にも限界ついに生命の限界が訪れようとしていた…。そんな時、地下牢の床から1人の男が顔を出す。
暖を脅し、看守への告げ口を封じる闖入者は日本語を話した。
男が床の穴に戻ると、暖は意を決して後を追う。
穴は男の独房に通じていた。暖が出会った男の名は、ファリア真海(田中泯)。
投獄されている国の元大統領だった。
暖は自分が投獄された理由をファリアに尋ね、入間公平(高橋克典)や神楽清(新井浩文)たちにハメられたことを知る。手製の道具で脱獄用の穴掘りを手伝う暖は永遠とも感じられる作業の中、ファリアから様々な知識と教養を得る。
生かされているだけでなく、目的を持った暖の精神と肉体は輝きを取り戻し始めた。
暖の目的とは日本に帰ること、そして何より自分を陥れた人間たちへの復讐だった。暖がファリアとトンネル堀を続けて数年後。
ついに脱獄可能な場所にたどり着く。
だが、暖よりも年長で長い年月を戦い続けたファリアは力尽きようとしていた。
暖はファリアからあるものを託される。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-3話
柴門暖(ディーン・フジオカ)はファリア真海(田中泯)の莫大な隠し資産を譲り受けた。
素性を知られぬため暖はモンテ・クリスト・真海と改名し、世界屈指の投資家となる。
しかし、大金持ちとなった暖=真海の心は満たされることはなく、かつて自分を陥れた者たちへの復讐心に支配されていた。ある日、江田愛梨(桜井ユキ)と南条明日花(鎌田恵怜奈)が2人乗りのシーカヤックで遊んでいると誤ってパドルを落としてしまう。
手で漕いで浜に帰ろうとするのだが、潮の流れが悪くなかなか戻れない。
その時、クルーザーが近くを通り過ぎた。
愛梨と明日花が助けを求めると、クルーザーが戻ってくる。
クルーザーに乗っていた真海と秘書の土屋慈(三浦誠己)は愛梨たちを助けた。港に戻ると、愛梨は明日花の両親が真海に挨拶がしたいと言うので家に寄って欲しいと頼む。
真海は愛梨たちと明日花の家へ行くと幸男(大倉忠義)が帰って来た。
明日花は幸男とすみれ(山本美月)の娘。
愛梨は幸男のマネージャーだった。
ほどなくすみれも帰宅。
幸男は有名な俳優、すみれはやはり著名な料理研究家になっている。帰り際、真海は自分の別荘でホームパーティーをしたいと、幸男とすみれを招待した。
真海が別荘に戻ると神楽清(新井浩文)が秘書とともに現れる。
真海はこの別荘を神楽から買っていた。
神楽にも夫婦でパーティーに来て欲しいと招待状を渡す真海。
さらに、真海は入間公平(高橋克典)にも接近する。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-4話
モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)は、復讐のターゲットとなる者たちとの面通しを済ませる。
これは、ターゲットたちの大切なものを全て壊すことが目的である真海の序章に過ぎない。とある土地開発プロジェクトの地鎮祭に、神楽清(新井浩文)が留美(稲森いずみ)とともに出席。
政治家の木島義国(嶋田久作)とつながりを持つ神楽は次の国有地の取引を有利に運ぼうとしている。
木島は神楽に国有地取引に他の建設業者も動いていると神楽に釘を刺した。
神楽は留美を残して先に会場を出る。そこに真海が現れた。
入間公平(高橋克典)から真海には近づくなと言われていた留美は驚く。
真海は神楽にテナントの相談に来たと言う。
そして、店を出すのは自らのアパレルブランドを立ち上げようとしている安堂完治(葉山奨之)だと、連れてきた青年を留美に紹介。
そして、安堂の相談を聞いて欲しいと真海は留美を別荘でのランチに誘った。
帰り道、素直で明るい安堂を気に入った様子の留美は、神楽に頼んでテナントなどの件は力になりたいと告げる。一方、入間は娘の未蘭(岸井ゆきの)の結婚式の日取りを決めた。
戸惑う未蘭は貞吉(伊武雅刀)に相談したいと言う。
入間は未蘭、妻の瑛理奈(山口紗弥加)と貞吉の部屋へ。
貞吉は会話もままならず、介護が必要な状態になっていた。
まだ結婚には早いと言って欲しいと頼む未蘭に貞吉は…。
言葉を話せない貞吉をバカにするかのように、入間は結婚準備を進め始める。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-5話
実の母子に肉体関係を持たせる…。
モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の魔手は神楽清(新井浩文)の妻、留美(稲森 いずみ)を彼女が不倫の果てに産んだ安藤 完治(葉山 奨之)と結びつけた。真海の次なる一手は、入間 公平(高橋 克典)に向けられる。
真海は外務省勤務でマレーシアに駐在していた出口文矢(尾上寛之)を日本に呼び戻して自身の別荘に招待。
出口は入間が自ら選んだ、娘、未蘭(岸井ゆきの)の婚約者だ。
日本に帰れたことを喜ぶ出口に、真海は頼みがあると持ちかける。
それは入間の父、貞吉(伊武雅刀)を殺して欲しいというものだった。
驚く出口に真海は冗談だと告げるが、入間家は貞吉の莫大な遺産相続で揉めていることを吹き込む。一方、未蘭は『富永水産』に頼んでおいたダボハゼを取りに行く。
守尾 信一朗(高杉 真宙)からダボハゼを渡された未蘭の顔が輝いた。
ランチに出ると未蘭は貞吉の反対で結婚がなくなったことを信一朗に話す。
信一朗と未蘭の未来に明るい陽が差し込んだかに思えたが…。未蘭が帰宅すると出口が来ていた。
入間は出口に貞吉の遺言書の件を話す。
未蘭が出口と結婚したら遺産は全て寄付するというものだ。
入間はそれでも未蘭と結婚して欲しいと出口に頼む。出口は真海に成り行きを報告。
すると真海は、未蘭との結婚前に貞吉を殺して遺産を相続してしまえば良いと、出口に囁く。
逡巡する出口に真海は、貞吉はかつて人を殺していると話し出した。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-6話
モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の復讐は、ついに死者を出すまでに至った。
その犠牲は入間 公平(高橋 克典)家族の崩壊を意味している。
真海が放つ復讐の火種は南条幸男(大倉忠義)と 神楽清(新井浩文)の関係も絶ち、大炎上を招こうとしていた。香港のタブロイド紙が十数年前に失踪した有名俳優、ショーン・リー家族が裏組織ヴァンパに殺害されたという新証言を掲載。
記事は真海が裏で手を回したものだが、幸男の弱点を探る神楽も食いつく。
ショーン家族失踪当時の付き人が幸男だったからだ。
もちろん幸男、そしてヴァンパも…。バーで1人飲んでいた幸男は“あの時”を思い起こす。
ヴァンパに多額の借金をしていた幸男はショーン家族の留守宅に組織を招き入る。
宝飾品などを盗み出すことで借金をチャラにしようとしたのだ。
だが、そこにショーンたちが帰宅。
組織のメンバーは、夫婦を殴り倒す。幸男が気づくと両隣に男が座っていた。
ヴァンパの男たち。
裏切り者を始末しに来たのだが、幸男は自宅に脅し文句が書かれたファックスが送られたことを男たちに話す。
すると最近、香港で過去の幸男のことを嗅ぎ回る人間がいたと教えられる。
神楽の秘書、牛山直紀(久保田悠来)だ。
男たちは牛山の動きを止めるよう幸男に命令する。だが、事件の真相を知っている人間は幸男とヴァンパのメンバーだけではなかった。
それは、両親を目の前で殺害されたショーンの娘で…。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-7話
モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)は自分を貶めた寺角 類(渋川 清彦)をこの世から抹殺する。
そして、真海が復讐のために放った南条幸男(大倉忠義)に向けた矢も、ついに的を射ようとしていた。幸男の家に、裏組織のダニー・ウォン(葉山豪)とサム・ユンロン(ジョン・リ)が押し入り、何も知らないすみれ(山本美月)と明日花(鎌田英怜奈)を人質にとられる。
かつて幸男も片棒を担いだショーン・リー(ジョー ナカムラ)事件の目撃者が香港警察と接触することになったとダニー。
目撃者はショーン夫婦の娘、エデルヴァ。
エデルヴァはダニーたちが人身売買で売り飛ばしたのだが、日本語を話す男が買い取った。
ダニーは幸男が誰かに狙われているのだろうと、その男を探し出すよう命令する。
家を飛び出した幸男は江田 愛梨(桜井 ユキ)に予定のキャンセルを連絡、さらに神楽清(新井浩文)に電話するのだがつかまらない。その頃、神楽は訪ねてきた真海と会っていた。
真海は留美(稲森 いずみ)に引き合わせた安藤 完治(葉山 奨之)が詐欺師だったと神楽に謝る。
そして、間もなく幸男がショーンの事件に関与していたことを香港警察が知ることになるとも教えた。寺門の遺体は匿名の通報で警察が発見される。
寺門が浜浦町の出身で、15年前に暖が捕まった時の関係者だと国見悠馬(森岡龍)は入間 公平(高橋 克典)に報告。
入間は、ラデル共和国から死亡報告が届いている暖を調べ始めた。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-8話
モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の復讐は予定通り南条家を崩壊に導き、幸男(大倉忠義)が自ら命を絶とうとするまでに至る。
だが、幸男の娘、明日花(鎌田英怜奈)の存在が江田愛梨(桜井ユキ)を惑わせてしまった。
真海が暖だと気づいたすみれ(山本美月)の存在も大きなものとなる。自分の中にある揺れに呆然としながら真海が釣りをしていると、守尾信一朗(高杉真宙)が現れた。
信一朗と話すことで気分転換になった真海の心は、すぐに曇ることとなる。
信一朗の交際相手が入間未蘭(岸井ゆきの)と知ったからだ。その頃、未蘭は父の入間公平(高橋克典)に信一朗と会ってくれと頼んでいた。
しかし、入間は頑なに拒絶。
瑛理奈(山口紗弥加)は時間をかけて説得しようと未蘭を慰め、貞吉(伊武雅刀)の部屋に連れて行く。
瑛理奈の殺害計画を知る貞吉は必死に未蘭に危険を伝えようとする。
しかし、会話用のタッチパッドが瑛理奈に操作されていたため、未蘭に伝えることは出来なかった。
と、そこに真海が貞吉に会いに来たと現れる。入間は神楽清(新井浩文)と会う。
神楽は幸男の自殺、そして寺角類(渋川清彦)殺害は真海の仕業だと話す。
さらに、神楽は真海が自分と入間もターゲットにしていると告げた。
真海は何者だと思うと問う入間。
もちろん、入間と神楽の脳裏には共通の人物が浮かぶ。
入間は真海を呼び出す。
真海と話すために使う取調室は15年前に柴門暖を陥れた部屋で…。
モンテ・クリスト伯-あらすじ-9話(最終回)
南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、入間公平(高橋克典)へのモンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の復讐は、彼らの家族たちも巻き込みながら結末を迎えようとしていた。
真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ未蘭(岸井ゆきの)は未だに昏睡したままで面会謝絶。
信一朗は入間からも促され、真海の別荘を訪ねる。
詰め寄る信一朗に、真海はもうすぐ死んで償うと詫びた。未蘭を排除した瑛理奈(山口紗弥加)は、いよいよ貞吉(伊武雅刀)を殺害しようとする。
だが、そこに入間が帰ってきてしまう。
すると貞吉は眼で話があると入間に合図。
入間と2人きりになった貞吉は、真海が残していったボードを使って会話を始める。倉庫に閉じ込められた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が捜査に動いたことを知る。
そこに天野満(栁俊太郎)が手下を連れて現れた。
天野は神楽に拷問を始めるが、それはかつて柴門暖が受けたような過酷なものだった。幸男とすみれ(山本美月)は真海に会いに行こうとしていた。
だが、その途中、愛梨(桜井ユキ)から明日花(鎌田英怜奈)と一緒にいると連絡が入る。
自分に恨みを持つ愛梨と娘が一緒だと知った幸男は、すみれを帰して独りで真海に会いに行くことに。その頃、真海は入間と会っていた。
真海は入間に留美(稲森いずみ)と安堂完治(葉山奨之)と一緒に逃げていると教える。