日本ドラマ-陸王-あらすじ-1話~最終回まで
陸王のキャストと相関図も動画も紹介でネタバレ!!
2017年の秋ドラマとして期待の高い陸王!
TBSで放送予定の陸王をネタバレ!
目次
- 1 ☆ 陸王 概要 ☆
- 2 ☆ 原作紹介 ☆
- 3 ☆ 陸王 あらすじ ☆
- 4 ☆ 陸王-登場人物とキャスト&相関図 ☆
- 4.1 宮沢紘一:役所広司
- 4.2 宮沢大地:山崎賢人
- 4.3 宮沢 茜:上白石萌音
- 4.4 宮沢美枝子:檀 ふみ
- 4.5 安田利充:内村 遥
- 4.6 仲下美咲:吉谷彩子
- 4.7 水原米子:春やすこ
- 4.8 西井冨久子:正司照枝
- 4.9 橋井美子:上村依子
- 4.10 正岡あけみ:阿川佐和子
- 4.11 富島玄三:志賀廣太郎
- 4.12 有村 融:光石 研
- 4.13 江幡晃平:天野義久
- 4.14 飯山晴之:寺尾 聰
- 4.15 飯山素子:キムラ緑子
- 4.16 茂木裕人:竹内涼真
- 4.17 城戸明宏:音尾琢真
- 4.18 平瀬孝夫:和田正人
- 4.19 立原隼斗:宇野けんたろう
- 4.20 毛塚直之:佐野 岳
- 4.21 小原賢治:ピエール瀧
- 4.22 佐山淳司:小籔千豊
- 4.23 村野尊彦:市川右團次
- 4.24 坂本太郎:風間俊介
- 4.25 大橋 浩:馬場 徹
- 4.26 家長 亨:桂 雀々
- 5 陸王-あらすじ-1話~最終回まで
☆ 陸王 概要 ☆
TBSでは2017年10月期の日曜劇場枠にて、池井戸潤原作の『陸王』をドラマ化することが決定いたしました。
創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・主人公の宮沢紘一を演じるのは、今回TBS連続ドラマへの出演が、1997年7月クールに放送された『オトナの男』以来実に20年ぶりとなる役所広司さん。
原作者の池井戸氏は「主演の役所広司さんはじめ、役者のみなさんの演技と、駅伝シーンなど、ドラマならではの演出を楽しみにしています」とコメント。
制作陣もドラマ化にあたっては、原作のイメージを膨らませ、臨場感のあるドラマにするため、埼玉県行田市を含めたロケーション・ハンティングのほか、原作中に登場する走法の研究やランニングシューズの開発など、細部までこだわり抜いた準備を進めています。
さらに、原作に描写されている「ニューイヤー駅伝」の様子をドラマに盛り込むため、2017年の年明け1月1日にも『ニューイヤー駅伝2017』(第61回全日本実業団駅伝)で、早くも撮影が行われました。
TBSが満を持してお送りする感動の企業再生ストーリー!!
2017年は1月1日から走り出すランナーとともに、『陸王』が全力疾走します!!!
☆ 原作紹介 ☆
|
☆ 陸王 あらすじ ☆
役所さんが演じる宮沢紘一は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。
そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて、新規事業への参入を考え始める。
それは、会社を今より大きくしたいという気持ちより、新規事業がなくては、この先会社の存続自体が危ぶまれるという危機感から始まったものだった。
そしてその事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発だ。
しかし、従業員20名余りの地方零細企業にとって、それは苦難の道のりだった。
新製品を開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力—。
更には、世界的に有名なスポーツブランドとの競争。
何度も挫けそうになる宮沢だが、その度に家族が、従業員が、取引先が、銀行の担当者が、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。
果たして、ランニングシューズの開発は成功するのか? そしてその先に「こはぜ屋」の未来はあるのか!?
たった一つの商品を愚直につくり続けてきた製造業者が、仲間との強い結びつきをバネに今、一世一代の大勝負に打って出る!!
☆ 陸王-登場人物とキャスト&相関図 ☆
宮沢紘一:役所広司
老舗足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長
時代の変化に伴い、足袋の需要が年々減少している中、老舗足袋屋の経営を立て直す打開策として、マラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせる。
しかし、シューズ作りのノウハウも無く、開発費などの資金繰りにも窮するなどなど前途は多難で…。
宮沢大地:山崎賢人
紘一の長男
大学を卒業したものの就職に失敗。
「こはぜ屋」の手伝いをしながら就職活動をしているが、自分が本当にやりたいことを見つけられずモヤモヤしている。
将来性の無い足袋屋は継ぎたくないと、父親に反発しているが…。
宮沢 茜:上白石萌音
紘一の娘
塾通いに部活と、青春を謳歌している高校3年生。
父の宮沢のことが大好きで、就職の決まらない大地のことも心配し、何かあればそれとなく宮沢に伝えている。
家族思いの娘。
宮沢美枝子:檀 ふみ
紘一の妻
「こはぜ屋」の社長として奮闘する夫・宮沢を家庭で支える良き妻。
就活で悩む大地はもちろん、家族のことを全て把握しており、その言葉が気づきになることもしばしば。
安田利充:内村 遥
係長
「こはぜ屋」では中堅社員だが、面倒見もよく従業員たちのまとめ役で、宮沢と富島の間に入り“緩衝材”にもなっている。
楽天家で好奇心旺盛で、新規事業にも興味を示す。通称・ヤス。
仲下美咲:吉谷彩子
縫製課従業員
ベテラン揃いの縫製課の中で最年少の従業員。
高校を卒業してすぐ「こはぜ屋」に就職し、ミシンの使い方はもちろん、社会人としての心得までここで身に付けた。
水原米子:春やすこ
縫製課従業員
あけみに続く縫製課のナンバー2的存在。
仲間の従業員たちへの気配りもよく、あけみの手助けをしつつ縫製課を支えている。
西井冨久子:正司照枝
縫製課従業員
縫製課の最年長者で、宮沢のことも生まれたときから知っている古株。
最盛期から現在に至るまで「こはぜ屋」と共に生きてきた。
橋井美子:上村依子
縫製課従業員
縫製課のムードメーカー。
誰よりも声が大きく、社長の宮沢に対しても、忌憚の無い意見をぶつけることも。
正岡あけみ:阿川佐和子
縫製課リーダー
縫製課の女性陣を束ねる元気一杯のおばさんで、その縫製技術は国宝級と言われるほど。
責任感も強く、あけみがいないと縫製課は成り立たないと、富島もあけみには頭が上がらない。
富島玄三:志賀廣太郎
専務取締役、経理担当
先代の社長時代から働く「こはぜ屋」の大番頭。
新規事業を進めたい宮沢に対し、ときに厳しい現実を突きつけるが、会社を守りたい気持ちは宮沢と変わらない。
通称・ゲンさん。
有村 融:光石 研
スポーツショップ経営者
スポーツメーカーに勤務後、独立してスポーツショップを経営。
ランニングインストラクターとしての肩書きも持ち知識も豊富で、「陸王」の開発にも助言する。
江幡晃平:天野義久
椋鳩運輸セールスドライバー
「こはぜ屋」に出入りしているセールスドライバー。
高校時代は陸上部・長距離の有名選手だったこともあり、「陸王」の開発に協力することに。
飯山晴之:寺尾 聰
シルクレイの特許所有者
「飯山産業」の元社長。
繭の特殊加工技術を考案し「シルクレイ」を生み出したが、開発に莫大な資金をかけたことで会社は倒産。
死蔵特許となってしまった「シルクレイ」を頼りに、一発逆転を狙っている。
飯山素子:キムラ緑子
飯山の妻
山っ気のある夫・飯山のことを、文句も言わずに支えてきたが、飯山が会社を倒産させてからは、自らパート仕事へ出て生活を支えている。
茂木裕人:竹内涼真
陸上部員
箱根駅伝5区を走った有力選手。
期待の新人として注目を浴びる中、豊橋国際マラソンレースでひざを痛めてしまう。
故障の原因は走法によるものだと判明し、フォーム改良に取り組み復活を目指す。
城戸明宏:音尾琢真
陸上部監督
ライバル「アジア工業」打倒を目標に掲げ、日々、部員たちを叱咤する。
スポンサーである「アトランティス」の圧力を感じつつも、部員たちを守るために自らが盾になることも厭わない熱血漢。
平瀬孝夫:和田正人
陸上部員
後輩たちの面倒見もよく、陸上部・選手たちのまとめ役として周りから慕われている兄貴分。
ベテラン選手だが、長距離ランナーとしての自分の才能に限界を感じている。
立原隼斗:宇野けんたろう
陸上部員
陸上部員のエース的存在。
加瀬尚之:前原 滉
陸上部員
内藤久雄:花沢将人
陸上部員
川井:佐藤俊彦
陸上部員
水木:石井貴就
陸上部員
端井:安藤勇雅
陸上部員
毛塚直之:佐野 岳
アジア工業陸上部員
日本の陸上長距離界を担う天才ランナーとして、注目を浴びている選手。
かつて箱根駅伝5区で茂木とデッドヒートを繰り広げたが、今では選手として茂木を大きくリードしている。
吉田:山本涼介
アジア工業陸上部員
小原賢治:ピエール瀧
支社・営業部長
米国の一大スポーツ用品メーカー「アトランティス」の日本支社・営業部長。
徹底した結果主義に基づき、利用価値のなくなった選手はドライに切り捨てていく。
利益至上主義の男。
佐山淳司:小籔千豊
営業担当
小原の部下の営業担当。
結果主義の小原の顔色を伺いながら、担当先の「ダイワ食品・陸上部」へ出入りしている。
小原の腰巾着のような存在。
村野尊彦:市川右團次
シューフィッター
ランニングシューズ業界のカリスマ的存在で、多くの選手に慕われているシューズ調整のプロ。
職人としてのプライドを高く持ちながら、選手のことを第一に考え仕事に臨むベテラン・シューフィッター。
坂本太郎:風間俊介
企業融資担当
企業の大小ではなく、人との繋がりを大切に考える銀行マンで、「こはぜ屋」の将来を考え、新規事業を始めるべきだと宮沢社長に提案。
「こはぜ屋」をバックアップするのだが…。
大橋 浩:馬場 徹
企業融資担当
企業融資担当で坂本の上司。
「こはぜ屋」の新規事業に対して懐疑的な考えを持ち、提案した坂本に対しも、それでは益々「こはぜ屋」の経営悪化を招くとして叱責する。
家長 亨:桂 雀々
支店長
中小零細企業に対して“助け舟”となる融資を渋り、確実な利益だけを追求する堅物男。
「こはぜ屋」に新規事業を提案した坂本のことをよく思っていない。
陸王-あらすじ-1話~最終回まで
陸王-あらすじ-1話
埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」。
その四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は、年々先細る足袋の需要から今日も資金繰りに頭を悩ませていた。そんなある日、メインバンクである埼玉中央銀行へ、追加融資の相談に訪れた宮沢。
なんとか今回の稟議は受け付けてもらえたが、融資担当の坂本(風間俊介)から、新規事業に踏み出してみてはどうかと提案をされる。
突飛な話だったためその場は軽く応えた宮沢だったが、「こはぜ屋」の存続がかかっているテーマだけに、真剣に考えはじめると、ほどなく、あるきっかけで新規事業について閃く。
それは、足袋製造会社としてこれまで培った技術が活かせる“裸足感覚”を追及したランニングシューズの開発だった。早速動き出した宮沢は、スポーツ用品店の店主でランニングインストラクターの資格を持つ有村融(光石研)を坂本から紹介されると、有村は愛知県豊橋市で行われる国際マラソン選手権を見に行こうと宮沢を誘う。
学生時代にライバルとしてしのぎを削っていた実業団ランナー・茂木(竹内涼真)と毛塚(佐野岳)が出場することで話題となっている豊橋国際マラソンだ。
宮沢は息子の大地(山﨑賢人)とともに豊橋へ向かった。
陸王-あらすじ-2話
「こはぜ屋」存続のために取引先銀行から勧められた提言を振り切り、「陸王」開発の覚悟を決めた宮沢(役所広司)。
しかし、開発への道のりは遠く険しいものだった。
目下、いちばんの懸案事項となっているのは、靴底のソール部分だ。
試作で採用された生ゴムのソールでは、ランニングシューズで求められる耐久性は望めなかった。そこで従来の素材に見切りをつけた宮沢は、以前、坂本(風間俊介)から紹介された、繭で作られた特殊素材「シルクレイ」を思い出す。
ソールの素材としても期待のできる有望なものだと、ランニングインストラクターの有村(光石研)から太鼓判を押されたシルクレイだが、その特許を持つのは飯山(寺尾聰)という人物だ。
飯山は2年前に自社を倒産させてしまい、それから消息不明だったのだが、坂本の助けもあり宮沢は飯山と会えることに。
しかし、飯山は……。
陸王-あらすじ-3話
宮沢(役所広司)の懸命な説得によって、「陸王」開発にかかせない素材「シルクレイ」を使用できることになったこはぜ屋。
飯山(寺尾聰)は特許使用の条件として、自分自身も陸王の開発チームに加わりたいと申し出る。
こうして陸王の本格的なソール作りが始まろうとしていた。
しかし富島(志賀廣太郎)は、一度は会社をつぶした飯山という人間が果たして信用できるのか懐疑的な目を向けていた。一方、アトランティスからスポンサード契約を打ち切られた茂木(竹内涼真)は、怪我を治すため藁をも掴む思いで宮沢が送った陸王に足を入れた。
その履き心地に驚きを隠せない茂木だったが、走るうちにソールの不安定さが露呈して…。
陸王-あらすじ-4話
紆余曲折がありながらも、ついに、ソールの素材として最適な硬さのシルクレイを作ることに成功した大地(山﨑賢人)と飯山(寺尾聰)。
「陸王」完成への道はまだまだだが、大きな一歩を踏み出したことを祝し、宮沢(役所広司)は2人に加え、ほかの社員たちも居酒屋「そらまめ」に集め、今までの苦労をねぎらう。
そして後日、次の段階へと移るため、宮沢は茂木(竹内涼真)の足型を取らせてもらうべく、ダイワ食品陸上競技部を訪ねるのだが…。一方、茂木の怪我は会社にも伝わっていたところ、茂木は労務課から呼び出され担当者との面談に臨むと、陸上を引退して社業に専念してはどうかと提案される。
年齢的にも方向転換するには良いタイミングで、これから社員としてキャリアを積み上げていけるとアドバイスされる茂木。
その言葉に茂木は……。
陸王-あらすじ-5話
「陸王」の開発資金がかさみ、このままだと足袋の利益を侵食してしまう。
「あと数か月は様子を見るが、それでも改善が見られない場合は覚悟をしていただく必要がある…」と、銀行から最後通告ともとれるような言われ方をしてしまった宮沢(役所広司)。
当面の資金繰りに頭を悩ましていた宮沢だが、ある日、大地(山﨑賢人)と茜(上白石萌音)の何気ない会話から、新製品の開発を思いつく。
それは、陸王のために試行錯誤しているシルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発だった。ほどなく、製品化に成功し「足軽大将」と名付けられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長。
これで資金繰りにも明るい兆しが見えたと、陸王開発を新たに心に決める宮沢だった。
しかし、そんなときシルクレイの製造に暗雲が…。一方、陸王を履き復帰へ向けて練習に励む茂木(竹内涼真)のもとにアトランティス社の佐山(小籔千豊)が訪ねてくると、また新しいRⅡを提供したいと持ちかける。
一方的にスポンサードを切られアトランティスに不信感を抱く茂木は、その誘いを拒絶するのだが、佐山にあることを聞かされ……。
陸王-あらすじ-6話
いよいよ始まったニューイヤー駅伝。
怪我から復帰し、メンバーに選考された茂木(竹内涼真)が選んだシューズは、アトランティス社の「RⅡ」ではなく、こはぜ屋の「陸王」だった。
決意を新たに自分の出番を待つ茂木。
レースがスタートしてから順調にタスキをつなぐダイワ食品は、3位という絶好のポジションで、4区を走るエース・立原(宇野けんたろう)がスタート。みんなの期待を一身に背負い走り始めた立原だったが、連戦の疲れからか、ほどなく失速してしまうと次々と順位を落としてしまった。
先頭から大きく差をつけたられたダイワ食品チームだが、いよいよ6区を走る茂木へタスキがつながれる。
同じ区間を走る毛塚(佐野岳)と静かに火花を散らす茂木。
そんな茂木の力走に、声をふりしぼって声援をおくる宮沢(役所広司)らこはぜ屋のメンバーたち…果たして勝負の行方は!?
陸王-あらすじ-7話
タチバナラッセルとの取引が白紙になり、またもや窮地に立たされた宮沢(役所広司)と「こはぜ屋」。
取引終了までに、新たな供給先を探さなければ「陸王」の生産はストップしてしまうと、危機感を募らせるばかりだった。
アッパー素材を探すために大地(山﨑賢人)が東奔西走するのだが、やっと話を聞いてもらえる企業を見つけても、コストが見合わずうま味のないビジネスだと、取り付く島もなく断られてしまう。茂木(竹内涼真)の期待に応えるためにも、なんとしてでも、世界一のシューズ「陸王」を完成させたい…その一心で、必死に協力してくれる企業を探す日々だったが、そんなときシルクレイ製造機にトラブルが発生!
もはや絶体絶命、最大のピンチに立たされた宮沢ら「こはぜ屋」。
絶望の淵に立たされた宮沢は、坂本(風間俊介)からある提案を受ける。
宮沢が耳を疑うその提案とは……!?
陸王-あらすじ-8話
ランニングシューズ「陸王」製造の心臓部であったシルクレイ製造機が故障してしまい、最大のピンチに追い込まれた「こはぜ屋」。
窮地に立たされた上に、銀行員の坂本(風間俊介)からは「会社を売らないか」と提案され、宮沢(役所広司)は「100年続いたこはぜ屋の暖簾を手放せというのか!」と怒りを露にする。
陸王の生産を再開するには、シルクレイ製造機の造り直しは必要不可欠だ。
そのためには高額の資金が欠かせないが、現状はどうすることも出来ないでいた。そんなとき、こはぜ屋に出入りするドライバーの江幡(天野義久)が、近々開催される市民駅伝に参加しないかと話を持ちかけた。
陸王を履いて参加することで、宣伝にもなるというのだ。
その提案を聞き「そんな場合ではない」と言い放った宮沢だが、わずかでも「陸王」が人の目に触れることで、興味を持ってくれる人が居るかもしれないと思い直し、自分と江幡、そして大地(山﨑賢人)、安田(内村遥)、そしてあけみ(阿川佐和子)とチームを組み出場を決意する。
果たして、大会の結果は?一方、こはぜ屋の買収を画策する「フェリックス」の御園社長(松岡修造)はどう動くのか? その真意は!?
陸王-あらすじ-9話
「陸王」に欠かせないソールを製造するシルクレイ製造機が故障し、生産再開に必要な1億円の目途が立たず窮地に追い込まれた宮沢社長(役所広司)と「こはぜ屋」。
そんなときに降って湧いた、米国企業「フェリックス」御園社長(松岡修造)からの買収案に悩む宮沢だが、こはぜ屋の従業員たちの間でも意見が分かれていた。
「こはぜ屋が人の手に渡ってもいいのか?」と大地(山﨑賢人)が心配すると、あけみ(阿川佐和子)は買収には断固反対と泣きながら訴える。
従業員の士気は下がる一方で、日々の足袋造りにも影響が出始めてしまう。陸王の供給がストップしてしまった茂木(竹内涼真)は、「アトランティスのRⅡを履いてくれれば、ダイワ食品陸上部を資金面でも支援する」という小原(ピエール瀧)の言葉に、本意ではないがRⅡを履くことを決意。
東日本チャンピオンズカップで好成績を出せたら、豊橋国際マラソンの出場を認めてほしいと、城戸監督(音尾琢真)へ願い出た。
様々な想いが交錯する中、御園は「自社のことを知ってほしい」と、宮沢を釣りへと誘う。
焚き木の火を囲み身の上話を語り出す御園…、そんな御園に宮沢は…。
ひととき、仕事を離れて宮沢と心を通わせた御園だったが、ある日、小原から会食へと誘われる。
果たして、小原の目的とは……!?
陸王-あらすじ-10話(最終回)
シルクレイを手に入れるために「こはぜ屋」買収をもくろむフェリックスの御園社長(松岡修造)だったが、宮沢(役所広司)から業務提携を提案されたことで両者は袂を分かつ。
こはぜ屋の窮地は変わらないまま、大地(山﨑賢人)や飯山(寺尾聰)たちは、また一からシルクレイの売り込み先を探し、興味を持ってくれそうな企業を駆け回っていた。一方、茂木選手(竹内涼真)は、再びアトランティスのサポート選手となり、RⅡを履くことを決意。
念願の豊橋国際マラソンに出場することが決定していた。
そんな茂木へ大地と村野(市川右團次)は、「ずっと茂木選手を応援している証に…」と最後の一足となった陸王を渡したいと、ダイワ食品の城戸監督(音尾琢真)に掛け合うが、城戸は茂木を悩ませるだけだと一蹴する。茂木に自分たちの想いを届けることもできず、陸王開発再開のメドも立たず、八方ふさがりのこはぜ屋だったが、そんなある日、御園から宮沢へある提案が投げかけられる。
一体、その提案とは!?