日本ドラマ-ぼくらの勇気 未満都市2017-あらすじ-結末をネタバレ
ぼくらの勇気 未満都市2017のキャストと相関図も動画も紹介でネタバレ!!
2017年のSPドラマとして期待の高いぼくらの勇気 未満都市2017!
kinki kids20周年のぼくらの勇気 未満都市2017をネタバレ!
目次
☆ ぼくらの勇気 未満都市2017 概要 ☆
20年前のあの日、戦いの最後にヤマトは言った。
「俺たちはあんた達みたいな大人にはならない」と。
「そして20年後の今日、 俺たちでまたこの場所に集まろう」と。
今日はその日だ。
……俺たちはどんな大人になったんだろうか?あの日から20年……彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。
来る者来ない者……実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。
僕達がなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんな時、強大な敵が彼らの前に再び現れる。
1997年、幼い勇気だけを武器に国の陰謀という巨大な敵に立ち向かった僕ら。
2017年、僕らが立ち向かうべき敵はもっともっと手ごわい相手だった。
その敵とは……自分自身?勇気だけを武器に戦っていたあの頃のように、仲間のために立ち上がる。
気がつけば、20年前、籠城をしたあの日のように――。
ぼくらの勇気 未満都市2017 あらすじ
1997年、幕原市はT幕原型ウィルスによって大人が死に絶え、ヤマト(堂本光一)、タケル(堂本剛)ら20歳未満の子供たちだけが生き残った。
生きるために力を合わせ、国の陰謀に立ち向かった彼らは「20年後、またこの場所で会おう」と約束して別れた。
そして、2017年。
ヤマトはさえない中学教師に、タケルは風変わりな弁護士になっていた。
幕原地区は再開発事業が進み、復興のシンボルとして記念図書館が建設中だった。
しかし、その建設現場で古いガス管による爆発事故が起き、死者が出てしまう。
約束の日である2017年12月24日、ヤマトとタケルは20年ぶりに再会。
20年前の思い出の地を歩いていた2人は、アキラ(相葉雅紀)を見つける。
一級建築士になったアキラは、例の図書館の建設に携わっていた。
と喜んだのも束の間、2人はアキラから、お金を貸してほしいと頼まれる。
その後連絡が取れなくなったアキラが他の幕原の仲間たちからもお金を借りていることが分かり、タケルは、レストラン経営者となったモリ(松本潤)を訪ねる。
アキラはモリにもお金を借りに来たが、モリはその頼みを拒絶していた。
モリはなぜか幕原の仲間と距離を置きたいらしく、タケルに「もう連絡しないで」と冷たく言い放つ。
一方ヤマトは20年前の恋人・スズコ(矢田亜希子)に電話をする。
スズコは、シングルマザーになっていた。
スズコの夫は、図書館の爆発事故に巻き込まれて命を落としていたのだ。
アキラはスズコの元にも訪れていて、爆発事故で夫を亡くした話を聞いて顔色を変え去って行ったという。
ヤマトは、アキラが勤める設計事務所を訪ねるが、アキラはすでに辞めていた。
アキラの後輩・風間(千葉雄大)から、爆発事故の後にアキラが図書館の建設中止を主張して会社と衝突していたことを聞かされるヤマト。
ヤマトとタケルは、あの大人を死に至らしめるT幕原型ウィルスが再び蘇ったのではと推測する。
2人は図書館の建設現場に侵入し、そこで思いがけない物を発見し……。
☆ ぼくらの勇気 未満都市2017-登場人物とキャスト&相関図 ☆
タケル:堂本剛
滝川法律事務所・弁護士
幕原解放後はいったん大阪の実家に戻る。
ユーリとレイジという2人の思い入れの深い相手を失った心の傷に、実家の母と姉の明るさはあまりにも能天気すぎた。
だがそれを周囲に悟られることなく次の年の大学受験で、もともとの志望だった某国立大の法学部に1998年春見事現役合格。
とにかく早く弁護士になりたかった。
理由はあの3か月間のつらい出来事を早く忘れて、人生の軌道を幕原以前に戻したかったから。
いや、忘れるというよりも過去の出来事として、自分の中で受け止められるようになりたかったのだ。
だが大学の4年間は寂しがりやのタケルにとって誘惑が多すぎた。
同じ授業を取った気の合う友人に誘われて、学生旅行に明け暮れてしまったのだ。
日本を離れて見る様々な景色は確かに心安らぐもので今思うと現実逃避だったのかもしれない。
渡航先は20か国以上、ヒッチハイクのテクニックでは右に出るものはなくなったが、単位もいくつか落とし、ロースクールへの進級もぎりぎりという状態に。
この厳しい現実に、いつの間にか幕原後の決意どころではなくなっていた。
はっと気づいて猛勉強を再開したものの司法試験には2回落ち、親にも見放されバイトしているうちに30代を迎え、どうしようかと今に至る。
ヤマト:堂本光一
区立中学・理科教師。
元未満都市のリーダー。
幕原を出た後、名古屋の進学校の3年次の3か月間を棒に振ったこともあり、二浪して2000年に某私立大学の理工学部に入学。
将来は細菌学の化学者になり、T幕原型の本性を突き止めたいと燃えていた。
東京での2年間の浪人生活で、スズコとは疎遠になってしまった。
名古屋で小さなスーパーマーケットを営む両親は一人息子に残ってほしかったが。
大学ではサークルには入らず、勉強とバイトに明け暮れる。
女っ気はなく、ただひとりいい感じになった同級生とも今一歩踏み込めず、自然消滅。
大学時代の唯一の楽しみは10万円で友人から譲り受けたポンコツ車で温泉行脚をすることと、苔の観察。
そんな有事には強いが平常時には優しくいささかぼんやりしている本来の性格が凶と出て、2005年、様々な研究職への就職に失敗し、研究調査は1人でもできると、一応免許を取っていた教職への道に進む。
今の中学は教職について3校目になる。
教師になっても特に力を発揮することなく、淡々と日々を生きている。
漫研の腐女子生徒がヤマトのファンクラブをひそかに結成しているが、部員は2人ということもあり、本人は知らない。
年老いた親のために、名古屋に戻ることを最近なんとなく意識し始めたが名古屋に帰ると結婚という難題に直面せざるを得ないので、ぐずぐずしている。
幕原のことについては、直後の何年かは対策本部へのリベンジに燃えていたが、時が経つにつれある種の「思い出」として自分の中に残っている。
それは、いささか甘美なものでもあり、そういう自分にひそかに罪悪感を感じる瞬間もある。
アキラ:相葉雅紀
設計事務所・一級建築士
20年前人工衛星が落ちた幕原の跡地に、復興を記念する図書館を設計するが……。
モリ:松本潤
レストラン『トラットリアRIKI』を経営。
イタリアのレストランで修業をし、自身の店を持つことに成功。
何故か昔の仲間と連絡を取りたがらない。
スズコ:矢田亜希子
シングルマザー
幕原を出てからヤマトとは疎遠に。
その後、出会った男性と結婚して息子・恵太が生まれたが、夫が仕事中の事故で亡くなってしまう。
キイチ:小原裕貴
バス運転手。
結婚して子供が3人いるため、必死で働いている。
風間:千葉雄大
設計事務所・一級建築士
アキラの後輩。
高木:道枝駿佑
区立中学・3年E組
学校に嫌気がさして中学3年に進級してから不登校に。
ゲームおたく。
優奈:早見あかり
滝川法律事務所・アルバイト
タケルに好意を持っている。
左山:向井理
幕原復興本部・本部長付
本部長・長沼の片腕。
優秀ゆえに長沼も一目置いている。
ヤマトとタケルを執拗に追い詰める。
真壁:山内圭哉
幕原復興本部・エージェント
左山の実行部隊。某建築会社勤務。
ぼくらの勇気 未満都市2017-あらすじ-結末まで
時は2012年、タケルはコンビニ店員になっていた。
女性が買いに来た商品がKinKikids20周年を思わせるサービスが至る商品に。
外でケンカがあり大金が落ちてる財布をタケルが拾う。
高級な寿司屋に来たタケルはアキラに偶然出会う。
20年前人工衛星が落ちた幕原の跡地に、復興を記念する図書館を設計するという。
一級建築士になってた。
タケルは寿司屋を、拾った大金で支払う。
タケルは、司法試験に2回落ちていて後がなかった。
タケルの性格は15年経って変わっていた。
警察に行こうとアキラが言って3万円を手渡す。
タケル『あと5年、忘れるわけないやろ・・・』
アキラ『大丈夫だよ。あと5年あるんだよ。5年後、また会おう』
そう言ってる間にタケルは、自転車で去って行った。
警察に行き、タケルは事情を説明していた。
その頃、幕原では、10人以上亡くなるという謎の事件が起きていた。
5年後・・・
ヤマトは、区立中学・理科教師になっていた。
生徒に進路希望の紙を渡す。
生徒は、騒いでいてヤマトの言葉を聞いていない。
ヤマトが黒板を叩いて声を荒げる。
『君たちに今必要なことは目の前の進路を決めることだ!』
20年前、ヤマトが言っていた言葉がよぎる。
ヤマト『俺たちに必要なのは今、この瞬間を生きることだ!』
タケルの声が聞こえる・・・
『つまらん大人になりさがったのう』
ヤマト『・・・うるせぇ』
タケルは滝川法律事務所を構える弁護士になり、法廷で浮気の弁護をしていた。
『諦めたらそこで試合終了ですよ。』
あの名セリフが法廷で飛び出す(笑)
奇想天外の弁護で毎回勝っている。
滝川法律事務所のアルバイトの優奈が言う。
『よくあんな奇想天外の弁護で毎回勝てますね。』
外ではテレビでニュースが流れていた。
政府は、幕原を救ったことになっていた。
ヤマトが幕原にいた。
幕原は、すっかり変わっていた。
ヤマト『浦島太郎だな・・・』
そんな時、声をかけられる。
『どちらさんでしたっけ?』
ヤマト『やまと』
『トマト?』
懐かしいやり取りが展開される(笑)
声の主はタケルだった。
ヤマトは痛風に悩んでいた。
そんな話をしながら・・・
2人は、ユーリの墓の所にきていた。
その上には、電話ボックスが建っていた。
タケル『もっと別なモノないんかい』
タケルもヤマトも不満そう。
幕原には、アキラもいた。
アキラは、財布を落としたらしくお金を貸して欲しいと頼む。
タケルは、5年前の3万円を返すと言って渡す。
ヤマトも、1万円を渡す。
アキラ『本当に有難う。友達で良かった・・・』
どこか大げさなアキラ・・・。
その頃、図書館建設作業場の幕原では建設作業に関わった作業員が亡くなっていた。
建設作業を中止すべきだと言うが左山は国家のプロジェクトとして中止しないことを決める。
時は、2018年
ヤマトのクラスの生徒が不登校で問題視されていた。
ヤマトは、不登校の生徒の家庭訪問に行く。
その生徒は、ゲームしながらアフィリエイトで稼いでいた。
ヤマト『現実を見ろ。大人になれ』
高木『現実ってなんですか?大人ってなんですか?』
ヤマトは、言葉が出ない。
高木の家をあとにする。
ヤマトにキイチから電話が入る。
長距離運転手のバスをやっていた。
アキラはキイチからも5000円を借りていた。
ヤマトは、タケルの事務所に。
タケルは、モリと会う。
モリはレストランを経営をしていた。
店の名前は【トラットリアRIKI】
前に飼っていた犬の名前。
どこかモリの態度がよそよそしい。
モリにもアキラから電話があったことが分かる。
アキラ『100万貸して欲しい。ダメなら50万。30万でもいいから・・・』
モリはお金を貸さなかった。
モリ『典型的なパターンだろ?』
モリ『仲間と思われたくないから貸さなかった。会うのもこれきりだ。』
そう言ってお金だけおいてタケルの前から去る。
ヤマトの部屋にて。
スズコに電話をかける・・・
ヤマトは緊張していた。
スズコが電話に出る。
スズコ『・・・もしもし』
ヤマト『もしもし俺だけど・・・』
スズコは電話を切ろうとした。
ヤマト『ヤマトだけど・・・』
スズコが驚く。
スズコは子供と過ごしていた。
子供のママという声が聞こえる。
ヤマト『ママ?子供』
タケルが電話をかわる。
アキラのことをスズコに聞く。
スズコ『アキラ・・・やっぱり何かあったの?』
スズコは少し前にアキラに会っていた。
その時もお金を貸して欲しいと頼まれたが、幕原の建設現場の爆発で亡くなった夫のことを話したら血相を変えてその場を去ってしまった。
スズコは幕原の建設現場の爆発で亡くなった夫がいて、シングルマザーになってた。
ヤマトはアキラが勤めていた設計事務所に来ていた。
アキラのことを聞いても煙たがれるだけだった。
アキラは、事務所を辞めていた。
ヤマトが事務所を後にしようと歩き出す・・・駆け寄る社員が。
設計事務所のアキラの後輩だった。
風間『実は・・・ガス菅の爆発の後に図書館の建設を辞めろと言って・・・』
アキラは設計事務所と対立して会社を辞めさせられていた。
ヤマトの部屋で遅くまでいるタケル。
ヤマトは、タケルを泊める。
タケルは昔を思い出す。
ヤマト『最近の若いやつが何を考えてるか分からない。』
ヤマトは高木に理解ができないでイライラしていた。
タケル『悪い癖出てるね。その世界に飛び込んでみ』
タケルはヤマトにゲームをさせる。
ゲームの世界の自分の分身(アバター)を作り、アバターは『ハゲ博士』(笑)
ヤマト『俺、こんなにハゲとらんわ』
タケル『まぁまぁ・・・』
ファンならたまらないくだり(笑)
朝になり、不登校生徒の高木のスワンのアバター待ち中に・・・
こんな書き込みが
『爆発音を誰も聞いていない』
『あの地下は汚染されている』
ヤマトは、急いでタケルを起こす。
ヤマトとタケルは、幕原の現場に来ていた。
物々しい雰囲気を写真に収める。
タケル『誰?これ』
ヤマトと、タケルは、不法侵入をする。
タケル『捕まってもオレが弁護してやるから任せなさい。』
タケル『ボールが入って取りに来ただけと言えばいい。』
地下は寒かった。
そこには大量の謎の袋が・・・。
ヤマトは、ナイフで袋をあける。
ヤマト『冷凍わかめ?』
その二人の様子を別室で見ている幕原復興本部・本部長の長沼と左山。
その頃、学校にて。
ヤマトは、回収してきた藻を研究している。
タケルはヤマトと事務所から電話をしている。
電話をタケルが切り・・・
優奈が遺族の名簿を持ってくる。
タケル『早いやん』
亡くなられた家族には示談金が払われていた。
その額、2億。
タケルは、名簿の遺族に電話をかける。
そこで聞く様々な証言・・・
タケルは、20年前のことを思い出していた。
T幕原型ウィルスが蘇っている。
ヤマトは、T幕原型ウィルスを研究する研究員になりたかった。
タケルにアキラから電話が。
ヤマトとの電話を切るタケル。
タケル『無事か?どこにおるん?』
アキラ『何度もしつこいんだよ。金なら返すから・・・』
タケル『・・・全部聞いたで。』
・・・アキラは『忘れろ』とタケルに言う。
アキラ『5000億も投資をしてきた政府・・・7万人の下にウィルスがうじゃうじゃしている。そんなこと政府は絶対に認めない。』
復興本部の組織は、20年前の名簿を見て侵入者がヤマトとタケルだと確信する。
どうにかしろという長沼に・・・
左山『これ以上首を突っ込んだら・・・ということを理解してもらいましょう。』
不気味な笑みを浮かべる。
路地を歩くヤマトとタケルが何気ない会話をしている。
ヤマト『つけられてる・・・』
電柱に潜む黒づくめの男・・・
ヤマトとタケルは別々の道へ・・・
ヤマトが走り出すと黒づくめの男も走ってくる!
タケルは、タクシーを止める。
走るヤマトの元にタケルがタクシーで迎えに行き、ヤマトもタクシーに乗る。
ヤマトとタケルは、モリの店に行く。
ヤマトは、モリに言う。
ヤマト『酷いことを言われてきたんだろ?』
世間では隕石に付いたウィルスということになっていて世間では幕原の子供は嫌われていた。
モリ『飲食やってんだよ?風評被害にあったら1発でアウトだ。』
タケル『だからあの時、関わりたくないって・・・』
ヤマトは言う。
ヤマト『ウィルスが生き返ったんだ。』
モリ『えっ?』
モリは・・・
モリ『僕には仕事がある。』
ヤマト『安心した。頑張れよ。』
そう言って二人は出る。
モリは、2人が帰ったあとにロッカーを開ける。
そこには20年前のボロボロになった旗が・・・。
タケルとヤマトはスズコの家に行く。
タケルは、子供と遊んでいる。
ヤマト『幕原を出た方がいい。どこか安全な所へ逃げるんだ。』
スズコ『そんな余裕がない!仕事もしてるんだよ?子供との生活で精一杯』と言う。
タケル『遺族の手当2億円貰ったでしょ?』
スズコ『子供の前で言わないで!貰ったけどお金は手を付けない!』
貰った2億は子供の為に手をつけてない。
夫も戻ってこないと言う。
スズコ『2人とも危ない真似はしないで。』
2人がスズコの家から出ていくと・・・
復興支援本部のエージェント達が・・・。
真壁はヤマトに封筒を渡そうとする。
中には大金が入っている。
ヤマトもタケルも大金を拒否する。
真壁『弁護士資格剥奪って知ってますか?』
真壁『あんた、拾ったお金を横領してますよね?』
タケルは、5年前に拾ったお金を使っていた。
近くのケースを思いっきり蹴っ飛ばすタケル!
タケル『アアアアアアァ!!!』
ヤマトの部屋。
タケル『オレは、やったるぞ・・!』
ヤマト『勝ち目のない戦いは止めろ』
タケルが、部屋にある何かのケースを見つける。
そのケースはタケルは落としてしまう。
慌てるヤマト。
ヤマトは、ウィルスを研究していた。
タケル『オレかてヤマトに死んでほしくない。死ぬ時は一緒や。・・・成り行きやけどな。』
作戦会議中・・・
ヤマト『やり残したことはないのか?』
タケル『結婚かなぁ・・・』
ヤマト『心残りはある・・・生徒・・・』
ヤマトは、中学生の生徒が気がかりだった。
高木の家。
スワンの元にハゲ博士が走ってくる。
そして、ごめんという文字とURLが。
そのURLをクリックする高木。
ヤマトは、学校で20年前に幕原で何が起こったのか生徒に話している。
タケルも、事務所で見ている。
タケル『見ているか・・・モリ』
その様子を、モリも見ていた。
ヤマトは『皆には、目の前のことに今しかできないことに全力で向き合って欲しい』と言う。
その様子をアキラも見ていた。
アキラに電話でタケルが言う。
タケル『あの時、アキラに出会ってなかったら今の俺はなかった。ありがとな。』
タケルは、少し間をおいて・・・
タケル『優奈ちゃん結婚しよっか』
優奈『継いでくれるんですか?仏壇屋』
タケル『・・・冗談や』
がっかりする優奈。
タケル『俺に何かあったら、後のこと頼むな。』
優奈は不機嫌そうに言う。
優奈『それも冗談ですよね。』
タケルは、ギターを手に何かにふける・・・。
ヤマトも、何かの準備をしている・・・
キイチが運転するバスがくる。
ヤマトとタケルはバスジャック班として合流。
モリも合流。
ヤマトの動画を見てあの頃を否定したくないという気持ちからだった。
モリは、あの頃の旗を広げた。
そして、アキラも合流。
あの頃の欠片を持ちよって。
バスは向かう・・・タケルは、ギターで弾き語る。
皆、神妙な面持ち。
ヤマトとタケルが幕原に侵入する様子を復興本部は見ていた。
その時、組織の回線が何者かにハッキングされる。
ヤマトとタケルは地下にいく途中に大事なウィルスを落としてしまう。
しかも割れてしまった。
このまま奥に進んだら・・・
ヤマト『死ぬかもな・・・』
ヤマトとタケルが死を覚悟したその時・・・
そこに色々な腐女子と小学生とニートがくる!
そこには高木の姿も。
高木『俺ら20歳未満ですよ。』
小学生がハゲ博士を仲間に入れたボスだった。
しかも復興組織のセキュリティシステムのハッキングをした本人だった。
『リアルダンジョン?!』
テンションが上がるニートと腐女子達。
ヤマトは生徒を危険な目に合わせたくないという。
タケルはカッコつけさせてやろうと言う。
ヤマトも20年前に一人でカッコ付けたように。
高木率いる小学生とニート達が奥へ進む・・・。
ヤマト『いいか高木、水だ。地下水が湧き出てる音を聞くんだ。』
その頃バスジャック班として、モリが『近づいたらあかんで!爆発させるで!』と変な関西弁を使って警備を威嚇している。
高木達は、水が湧き出ている場所にたどり着く。
皆で行こうとすると
高木『待て!その場所には行くな!』と止める。
腐女子がオタマを高木に渡す。
高木は、恐る恐る水の湧き出ている場所に近づく。
そして、空のペットボトルにオタマで湧き水をすくうことに成功する。
警察がバスを包囲する。
威嚇射撃をする。
警備『間違いありません・・・水筒です。』
モリが爆弾だと騒いでいたのは水筒だった。
そして、ヤマトやタケル達が戻ってきた。
急いでモリもバスに乗って出る。
高木『先生。今、すっげえ生きてる感じ!』
アキラ『・・・誰?』
アキラは高木と面識がなかった。
パトカーとバスの激しいカーチェイス!
復興支援本部の左山が伝える。
左山『侵入した二人はウィルスに感染している可能性があり、最悪の場合は射殺を許可する。』
ヤマト『投降しよう。』
高木『僕らの勇気を無駄にするんですか?』
ヤマトと、タケルはバスジャック班として捕まる。
そして、アキラは復興支援本部に一人来ていた・・!
アキラは水筒に汚染された水を持って接触。
内閣府の長沼がアキラに挨拶をする。
アキラ『図書館の建設を中止して下さい。15人も亡くなってるのに!』
長沼『君は何か勘違いをしているんじゃないか?遺族には示談金も払っている』
アキラ『死んだんじゃない!殺されたんだ!・・・政府に殺されたんだ。』
ここで左山と長沼は、アキラも幕原の子供の生き残りだと知る。
タケルと、ヤマトは刑務所の檻の中。
ヤマト『あいつらの言う大人にならないってこういうことですかね?』
タケル『20年後に分かるんじゃないですかね・・・』
ヤマト『俺たちこれからどうなるんですか・・・?』
タケル『切り札がある・・・』
刑務所を出るヤマトとタケル。
外にはモリとアキラが待っている。
少し前、アキラと復興支援本部とのやりとりまでさかのぼる・・・
アキラ『今すぐ図書館の建設を中止して下さい!さもなくば水筒をここで開けます!』
長沼『分かった・・・』
長沼が言いかけて左山が割って入る。
左山『待ってください。彼らのこれまでの罪の数々は・・・実刑は免れない。』
そこにモリが出てくる・・・
モリ『取引しませんか?この欠片・・・政府が落とした人工衛星の欠片。僕達も・・・382人の1人です。』
モリは人工衛星の欠片と引き換えにヤマトとタケルの実刑の取り消しを提案した。
長沼は怒り狂っている。
しかし、左山が・・・
左山『私も幕原の17歳の高校生だった。あの日家族と幕原を出ていた。もし幕原にいたら、彼らと同じことをしていたかもしれません。』
幕原図書館の建設は中止になった。
アキラは、図書館の設計事務所に戻った。
グラウンド・ゼロには20年振りに亡くなった方の追悼モニュメントもできた。
海外でウィルスの対策ができた。
場所は法廷。
タケルは、法廷であの名セリフを言う。
タケル『謎は全て解けた・・・!』
そして・・・祖父が牧師というタケルは最後に・・・
タケル『じっちゃんの名にかけて!』(笑)
場所は学校。
ヤマトは生徒の前で何やら実験をしている。
生徒の拍手が沸き起こる。
ヤマトはあの名セリフを言う。
ヤマト『俺に不可能はない・・!』(笑)
その手には人工衛星の欠片が握られていた。
END